読んでいて涙ぐみました。
弱って傷ついて枯れかけた心に命の水を注ぐのは、美しい自然の営みなんですね。
桜には特別の何かがある様に思うのですが、桜と澄んだ空の組み合わせはなぜあんなに心に響くのでしょう。
「僕」の心の扉を開けた桜の絵も、描いた絵描きさんの命がこもった絵だったのでしょうね。
どんな絵だったのか、見たくなりました。
作者からの返信
自然を見て美しいと思えるうちは、生きていけるのだと思った瞬間です。
泣きました。「生きなさい」桜にそう言われて。
涙が止まらなかった。
桜は不思議な花だと私も思います。
何故こんなに心惹かれるのでしょうね。
北海道の桜は濃いピンクの葉桜なので、毎年、ソメイヨシノが恋しくなります。
作中の「絵」は、今は息子さんが持って行ってしまわれたのだと仰っていました。
でも、きっと、今は、彼女のもとにある他の絵が光っていると思います。
ソメイヨシノの話をしたので、思わずこちらを拝読したのですが、グッとくる内容でした。
心の琴線に触れてじんわり涙が出てくるような。
出会えてよかったお話です。
作者からの返信
コメントをありがとうございます。
これは、ほぼ実話なんですよ。
私も、久しぶりに泣きながら書いてしまいました。
私の長編から抜き出した物語です。
やはり短編では、あの感動は描ききれないなあと、まだまだ腕のなさを哀しく思うのです(笑)。