24 味
――うわあ、すごく美味しそう!
――不味くはないと思うけど、そんなに感激するようなものじゃないよ。実際、簡単だったでしょ。
――ううん、でも、すごいのよ、いいのよ。ありがとう。……いただきまーす。
実際、元カレの作ったトマトキャベツスープはとても美味。翌日になれば、もっと美味しくなるけどね、と料理の出来を確認しながら元カレが言う。その日はガーリックソーセージを使用したが、肉は普通の鶏肉でも、コンビーフでも、他のものでも良いらしい。ただし味付けは若干異なる。それぞれの肉素材の元の塩加減が違うからだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます