怖

第5話 架

これはわたしが仮想空間ピグというサイトにハマっていた頃の話

友達もいなかったわたしは

一人の女性と

仲良くなりました

その女性とは趣味もあい

他愛もないことで絡んだりしていたのです

「合いたいねえ」とかもいいあったころも

あったのですが

そして

２週間後ぐらいでしょうか

友達も徐々に増えてきたのですが

そのときは６人でした

ただよくみると

いつも絡んでいた女性がいない

でもいつも絡んでいた女性もそろえて

６人なのですが

なぜか彼女がいない・・・

あ、そうか名前を変えたのか！！

と思い、女性が２人しかいないのですが

これのうちのだれかが

あの子だろうと思いました

ブログもみてみたのですが

二人とも違う・・

じゃあ、なぜだろうと

ふと男性のひとりにみたことがない名前の人が

いたのです

「え？もしかして」

と思いその見知らぬ男性のブログをみると

わたしとの絡みのことを

ブログに書いてたのです

「今日の◯◯さんは楽しかった、ほんとに好きになりそう・・」

それをみたときはすごい怖かったです

そして７月のブログをみてみると

「今日はマニキュア７本買っちゃいましたあ、そして可愛らしいワンピース」

写真を観てびっくりしました

男性が女装してるのです・・・

わたしが今まで絡んでいたのは女性と思ってたのに

男性だったのです

それにブログが怖い・・・

さらにブログをみていくと

「◯◯さんのために弁当を作ってみましたあ」

「いつ会えるのかなあ・・・」

など

わたしは怖くなり友達を切りました

その後、その男性からしっつこいほど

申請がきて一日に１０回ぐらい

きたのです

ブログも読者になっていたので

消そうとしたときでした

プロフ画みると

太った中年の方であまりにもオシャレのない

オタクといった男性でした

もういやだ・・・

と思い、申請がとまるまで

ずっと無視してました

そのうち、あきらめて

いなくなりました

今でもぞくっとします