第4話 手


ある親子が公園で、散歩しているときの体験です。

それは桜咲く春の季節の頃、まだ3歳の娘があるモノを指でさしてました。


「お父さん、手が落ちてるー!」


茂みの奥をさしてました。


「手?」


おそらくよくある手袋が落ちてるのだろう思ってました。


やれやれと思いながら、確認すると

「え!これって・・・」


手袋かと思っていたものは、ほんとに生手首だったのです。


すっぱり切られた手首から血がどろどろ出てました。


「う・・・」


よく周りを見ると警察が来た跡の黄色注意テープがかけてありました。


後から分かったことですが

この公園近辺でバラバラ殺人事件があったそうでまだ、見つかってない遺体があるそうです。


こんな体験、体験した人しか分からない恐怖です。

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