第9話

真宮視点

 最悪だった。この体になってから私はやり直すことを決めた。

 もう二度と、彼、、、元彼を死なせる訳にはいかない。

 なのに、一番仲良くなって欲しくないやつと仲良くなってし、、、


 先に家に入られた、、、

 

 オェーー吐き気がして来た。壮絶なトラウマが私を襲う。


 「絶対もう二度と私は間違えない。」


ーーーーー

 その日は、楽しくパーティーをしていた。

 

 私はどこかで、きっと秋ならどんなことでも許しくれると思っていた。仮令たとえそれが浮気だったとしても。秋は私に執着している。だから私から絶対離れることはないと思っていた。


 ピザが来たと思った、その日地獄になった。


 「話を聞かせてもらってもいいですか?」


 「嘘ですよね。」


「ここに書いてあります。」


そして、奥から、私の浮気相手が出て来た。


 「どうした?氷?って警察っー??」


 私は智永には一切愛はない、ただ嫉妬するところを見たかった。

 秋には可愛い妹がいる。仲が良くないのは知っているが、親が居ない中での男女二人は危なく見えた。特に妹の方はやばい、アレは絶対に狙ってる。


 それから、私はすぐに智永に別れを言った。

 最後に無理矢理してこようと迫って来たが、なんとかその場で

この世から去ることが出来た。


ーーーーー

 「ここは、、、小学校?」


そうか、何度も死ぬ間際に過去に戻りたいと思ったんだな。

こんなクズな私にチャンスをくれるの、神様。


 「おはよう、高宮。あ、これ口拭いてね」


そう言ってハンカチを貸そうとしてくれる優しい、小さい秋に抱きついた。


 「よだれ、拭いてね、ね」

もう絶対にしない。嘘ついたけど、本当はこの口はまだ汚れてないんだ。容赦なくつける。

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