第6話

家出一日目


 とりあえず人に見つからないところに行こうかな。


 補導されてたら終わりだからね。操作願いまでは出さないだろう。あの義母のことだから私が勝手に死ぬなら望むところだろう。


私は色んな所を歩き回る。


やることは特にないけど、のんびり出来て暴力と暴言を聞かないだけマシだ。



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 それなりに遅い時間だね。


もう私くらいの年齢の人は居ないだろうな。


 と思ったら同じくらい年の男の人が一人居た。


 あの人も家出かな?


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 幼馴染視点


 梅に明日どんなふうに謝ろう。


 今頃、梅はあの家族にまた傷付けられるんだよな。


 梅を傷付けた記憶を思い出す。


 今更だよな。


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 義弟視点


 「姉貴、まだ帰って来ないの?」


「そう見たいね、遅いみたいだし今日は豪華に外食しましょうか!!」


「焼き肉行こうぜ!焼き肉!!」



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