第4話

目が覚めた。良かったどうやら敵に襲われることは無かったようだ。俺は朝に寝た為、もう昼になっている。


 「ーーーー」

俺に何か言っている。きっと挨拶だな。


「おはよう」

 もう昼だけど。


 腹抑えてる。あーお腹すいたのね。バックから非常食と、水を出した。


 流石に水は多くない。おそらくあと三日。


 それに、今まで対して気にしてなかったけど、女の子の服ボロいしな。さっきの光景を見るまでは、遊んだ後かと思ってた


 とりあえず歩くか、、、


 女の子は後ろから付いて来てくれている。


 森の中を歩いていると知らない、明らかに元世界にない、植物が生えている。


 歩きながら女の子と会話?をしている。

 

 「ーーーーー」

やっぱり何を言ってるか分かんない。


とりあえず俺の名前だけでも、覚えてもらおうかな。

「太郎」

自分を指す。


 女の子は分かんなそうな顔をしている


 そして、閃いたような顔をする。

「太郎!!」

俺は何回も頷く。


「太郎、太郎!」

女の子は笑顔になっている。どうやら覚えてくれたようだ。


 「ナナ、ナナ」

  女の子は自分を差してる。 


 「ナナ?」

  そして俺と同じように顔を振る。


 「ナナ!ナナ!」

  女の子の名前はナナみたいだ。


 お互いが名前が分かったことを喜びながら歩いているとまた嬉しいことに池を見つけた。


ーーーーーーーーーーーーーー

 「もうすぐで夜だよ!!なのにまだ帰ってこない。」


「どこ行ってるよ、」


姉妹は、太郎が精神的に限界が来ていることは知っていた。

 そして、

 心配もせず、むしろ喜んでいる、叔父と叔母を見て、尚更家に帰ってくる希望を失っているのだった。

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