第2話

  「ご、ごめんなさい!!」


  あっやばいよ、やばいよ泣いてるよ!! どうしよ、どうしよう。

 とりあえず土下座。そして、弁償、、、仕方ないすぐにバイト先を見つければ大丈夫だ。

 変な顔をしてる。受け取ってくれない。 

 あれと言うか笑ってる?


 「ーーーーー」


 やばい何を言ってるか分かんない。


 外国人だったのか、しかもこれ英語じゃなはそうだ。


 「ーーーーー」


帰り道とか分かるかな、、、首輪を壊したの弁償しないとだよな。

 それに服を引っ張ってる。昔の義妹のことを思い出した。 

 一緒にいた方が良さそうだ。

  

 少しその場で止まっていると、女の子は俺に困ったような顔をする。勝手に向かってくれるかなと思ったが、動かない。

 

 俺から動いて交番とか探すか、 さっきから携帯も何故か圏外だし。

  

 自転車を押しながら女の子と歩いた。


 お腹を抑えてる。


 お腹空いたのかな?

 非常を出した。また困ってる顔をしている。もしかしてこれ初めて見たのかな?お手本のように同じ非常食を食べてみせる。

 女の子はビックリしていた。そして、食べた、涙を流しながら美味しそうに食べてる。おかわりも美味しそう食べている。

 相当お腹空いてたんだな、多めに買っておいて良かった。3箱買ってあるのでまだ沢山残ってる。


 山を出ると急にありえない光景が見えた。

 あれどこの町??つか村?木の柵で囲まれてるし、

 前に来た所と全然違うぞ。

 

 というか、、、あれはスライムと、ゴブリン??

 村の人が出てきて、スライムとゴブリンを槍で刺した。き、消えた、、、やり刺さっただけなのに。


 「ーーーーー」

女の子は俺に話しかける。やっぱり何を言ってるか分からない。が俺も分かったことがある。ここ多分異世界だ。

 

ーーーーーー

 「お兄ちゃん、本当に帰ってこないのかな?」


 「大丈夫だよ、きっと帰ってくるよ。」

姉は立つことが出来ないが必死に強がっている。


 「そうだよね、、、」


 二人は初めての反感的な態度に戸惑っている。

   そして、帰ってくると信じていた。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る