家族が嫌で沢山の荷物と旅に出た、そして異世界に行った。

激 辛

第1話

義姉と、義妹がいる。祖母と祖父と暮らしている。両親は亡くなっている。

 そして、俺は家族の中で嫌われて者だ。理由しては俺がいると不幸が起こる。俺は誕生日に最大の不幸が起きた。 その日、両親に呼ばれて姉妹と一緒に向かった。その集合先で、両親は通り魔にあって殺害されていた。その日から姉妹達は、俺を嫌うようになった。


 「アンタ、なんて出て行きなさいよ!」


「妹は守るからね!!絶対に!」


いつものように言われてる。


 祖父と、祖母はだんまりのようだ。


 確かに、俺が居ればいつか、この家族も不幸な目にあってしまうかも知らない。嫌われてはいるが育てくれた恩がある。


そして、ついに準備が整った。

 バイトの2年間で貯めた金を握る。

 

 遠くまで行ってそこで、仕事先を見つけよう。

 この金額があれば最悪泊まりながら生きていける。


ーーーーー

 

 旅に出ます。

 バイトで貯めた金がありますので心配をしないで下さい。

 今まで、育てていただきありがとうございます。   

 

 机に置いた。

 とても大きなバックと親の形見であり相棒の竹刀を持って準備は完了した。

 多分もう戻らないかもしれない、家に一礼した。



 最初は激安スーパーで沢山のしばらく分の食材を買う。

 非常食系もあった。


 完璧に用意が済んだので、電車は金がかかるので、お母さんから買ってもらった自転車で遠くを目指す。


 いつのまにか山に入っていた。


 そうとう夢中で漕いでたな、山に入ってることに気が付かないなんて、、、

 

 休憩を取ることにした。

 物音が聞こえた。


 何か近くにいる??

 竹刀を持って警戒に入る。

 ここら辺には熊は居ないと聞いたけど。


 あれはなんだ、初めて見る生き物だ。猿にウサギのツノが生えてる。と言うかやばい女の子が襲われそうになっている。


 こっちによく分からない生き物が向かって来た。

 反射的に、竹刀で強く叩いた。あれ、飛びすぎじゃないさっきの変な生き物。

 まさか、隠れる気なのか!

 俺はすぐに追いかけると、屍になっていた。


 いつの間にかこんな力が、、、そうだ!さっきの女の子。

女の子は移動していないようだ。


「大丈夫か?」


 この子、凄く怯えて目をしている。あと怪我しているところが多いな。


 「怪我したところ、見せてもらって良い?」


反応は怯えたままだ。とりあえずほっとけない、水で洗って応急処置をした。


 「、、、」


 終わった。困惑と、怯えが混ざったような顔をしている。


 そして、これは首輪かな、汚れている。


 俺はバックから洗う為の道具を出し、首輪を洗おうとすると、

 かつてないほど女の子は反応した。けど遅かった、触れて洗おうして、

 パッッリン


 と音が鳴った。

 ここここここここ壊してしまった!!!


ーーーーーー

 その頃、家では

 義妹がありえない物を見たかのような顔をする。

 「嘘でしょ、、、」

 近くにいた義姉が心配で声をかける。

「どうしたの、」


 絶望した声と顔で、震えながら義姉に紙を見せた。

「見て、これ」


義姉はそのショックな光景に足の力が抜けていた。

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