第5話
その日、俺は放課後呼び出さられた。
「今日は何セクハラしてんたんだ?」
俺はクラスメイトに見覚えのない冤罪・・・ご褒美を頂いた。
「なんの・・・セクハラして申し訳ありません!!」
俺は土下座をした。
西宮さんが「キモォ」
ありがとうございます。
「なんかこいつ笑ってね?」「土下座しながら笑ってる?何か巧んだんでいるの?」
「そ・・・そんなことはないですよ。」
俺は怪しさ満点に惚ける。
「とりあえずみんな、朝の私の屈辱見たでしょ!やっちゃって」
幼馴染は啖呵を取ってくれた。
最高の時間が始まった。
俺は沢山ご褒美を頂いた。
特に西宮さんに蹴られるのが一番気持ちよかった。
「○キブリ」と言われながら、心まで気持ちよくさせてくれるのは最高だった。
「なんか、今日のこいつ耐えてね?」「つか叩かれてるのにずっと笑顔だし、まじやばいんじゃねの」
だが、どうやら俺が本性をだしてしまったせいで、やめてしまったみたいだ。もっとしてくれても良いのにな。
そこで俺は思った。
よく考えたら、俺にとってクラスメイト達は別に大切な人ではない。幼馴染は大切なうちに入ってるから微妙な所だ。だが基本的に女の子は傷付けたくない。
俺は興奮しながら今までの思い出を振り返る。
そして一つの結論を出した。
「グハァ!テメェ!急に何しやがる!!」
「たまにはしかえそうと思って」
そして、俺は全員にボコられながらたまに仕返しをやって可能な限りご褒美を謳歌した。
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