第4話

学校で授業受けなくていいやつは優先に考えてる。


 もう大学が行きたく無い。

 それにしてもなんで、元カノ達は俺のことを諦めることが出来ないんだ。自分達が相当酷い振り方をしたのを分かっていないのか?

 

 マジで諦めて欲しい。

ーーーーーーーー


 まぁやっぱり一緒の時はあるよな。


 席が自由なのにわざわざ俺の隣を座ってきた。

 しかも計画して時間ギリギリで来たが、普通に授業始まって堂々とこっちに移動してきやがった。逃げられない。


 「大くん。」


「・・・」


二代目、元カノ真風


 「また、私達の関係やり直しましょうよ。」


「・・・やり直さない。」


「酷い、昔は私のこと何度も一番好きって言ってくれたのに、」


「そうだな、他の元カノ達も言った。」


「あの子達に言ったのも仕方ないわよ。その時は付き合って無いんだし」


「俺はもうアンタこと好きになれないから。」


「せめて前ちゃんまではいいから、春風って呼んでよ。アンタ呼びはやめて欲しいな。」


「じゃあもう、呼ばない。必要な時だけ苗字で呼ぶようにする。」

出来るだけその機会も避けてやる。


 「それなら、まだいいか。」


俺は呼びたく無いが、流石にグループワークとかで一緒になったら苗字を呼ばないといけないからな。 

 グループワーク嫌だな。本当に嫌だ。

 

 これからの授業が気が重くなりそうだ。


 そうだ、サークルについて考えよう!!


 大学といえば、サークルだしな。

 


 

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