第3話

周りの人達は、俺に羨ましそうな視線と

 「アイツ、苦手だわ」「何?修羅場?入ってすぐにこれはやばくない?」


と話してもないのにそんなことを言われている。確かに俺がそっちならそう思う


 そして、なんで俺の近くに座るんだよ、三人とも。そのせいで俺の周囲だけ座っている人が居ないじゃないか。


ーーーーーーーーーー


 説明が終わり本日は解散になり、

  

 「カラオケ行こうぜ!」

早速周囲にカラオケに誘ってる人がいて、

 

「俺も、」


「大くん!待ってください」「大!!このあと一緒に帰るよ。」

「大ちゃん、一緒にデートに行こう」


一瞬で俺から距離を取られた。


 「自慢かよ?」「見せつけてる?」


 漏れてるぞ。


 

 結局俺は、この修羅場をみんなのカラオケには巻き込まず、一緒に行くことは出来なかった。そして俺は走った。元カノ3人を振り切り全力で走った。


ーーーーーーーーーーーー


 はぁ、単位の習得しっかり考えないとな。


 出来るだけ元カノ達と一緒にならないようにしよう。



そして、家に着くと、4人目がいる。


 「ねぇ、なんで私を置いていったの?」




 この4人目はすぐに新しい彼氏とは別れた。


 そして、一方的に


 【大学初日は一緒に行きましょう!私アンタの家まで行くから】


と言われた。


 あの時無視して返事はしてない筈だ。


 「幾らピンポンしても出て来ないと思ったら、先に行ってるなんて酷い。そのせいで私初日から欠席じゃない!!」


俺は無視をする。4人目は話しかけないでと言われたから。


「約束したじゃん!」


それが話しかけない約束だ。


元カノを無視して扉に入る。


 「私のこといつまで、無視するの?謝ったじゃん!」


その時も返事はしてない。


 「待ってよ!」


 扉を閉めた。


 「はぁー、疲れた。」


一気に脱力した

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