第5話
「大くん、サークル何に入りますか?」
二人目の元カノ 真風 前 だ。
「入る予定ない」
「嘘ですね。楽しいこととかそう言うこと大好きな、大くんが入らない訳がありません。」
バレてる。元カノに理解されるとか最悪だ。
「入らない」
「まぁいいでしょう。」
何故上から目線。
「どこに入っても、私は追いかけますからね。」
本当に何でここまでまた俺に執着するんだよ。
前の元カレはどうした??
「いい加減、俺に関わるのやめてくれよ。」
「ストレートに言われると流石に落ち込みます。私が悪いと心底から思ってますから、それは勘弁してくれないでしょうか?」
「嫌だ。」
コイツにも新しい好きな人が出来たと言われて当時めっちゃ酷く振られて俺は物凄いショックを受けた。
前回同じように振られたことで倍増だ。
人によっては全く気にしない人もいるだろうが、俺は無理な人だった。
「お願いですよ。」
「嫌だ。」
「キスしますよ。」
「本当に辞めて」
と言ってガチでしてこようとして来た。辞めろその汚い口で近づくな。
「危なっ!!辞めろ」
「私、キスまではしてなかったです。」
それは同時に相手にある程度は許した。そして、断れる状況にあったと言うことだ。
ーーーーーーーー
高校1年の時、搭乗復縁を迫られた時
俺は酷い別れことをしたが、再開出来て内心は嬉しかった。
本当は別れないといけない理由があったのかと期待をしていた自分がいた。
【私は貴方ことが一番だと思い直しました。やり直させてください。】
そんなことはなかった。
ーーーーーーーー
「そんなことはどうでもいい!!諦めろ!!」
「諦めません!!絶対に」
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