第4話第一村人発見








ようやくゴブリンから逃げ落ち着けたので


『みんな大好きステータスの時間だ〜』


レベルが上がった後のこの、ワクワク感たまんないぜ!!

今回は、どのぐらいステータスが上がったかな?


『ステータス』

名前(未設定) 年齢13

 職業 

 Level1→2

 筋力5→8

 体力8→13

 頑丈4→7

 魔力14→20

 知力9→15

『スキル』

 環境適応 鑑定level2 魅了level1→2

『固有スキル』


『お〜〜〜』


やっぱ、魔力の伸びが一番いいな〜

今後魔法を使うのが楽しみだぜ!!


このステータスならゴブリンが1匹だったら勝てそうだな


次は、新しく手に入ったスキルを見ていこう


『魅了』・・・見たものを魅了する

       目を合わせた対象に『魅了』の状態異常をかける


パッと見めっちゃ強そうだけど

『魅了』のスキルの見たものを魅了する効果のせいで、

俺はあんなに、ゴブリンに追いかけられたのでは?

これ、物によってはすごい地雷スキルなのでは


『魅了』の状態異常がなんなのかは、わからないけれども目を合わせただけで、

状態異常にかけられるのは強いと思う

今度ゴブリンにあったら、実験してみよう。


そうこう考えて歩いてたら

念願の異世界第一村人発見!!


俺と同い年ぐらいの長い茶髪をおさげにした

可愛らしい女の子発見!!

女の子は川で洗濯の途中のようだ

これは声をかけて仲良くなるしかないな(使命感)


『あ、あの〜』


「ひゃい!!」


いきなり声をかけたせいで驚かしちゃったみたいだ

うん、なんかごめん


「あの〜何かご用でしょうか?」

『え、ああ、村に行く途中でゴブリンに襲われちゃって、必死に逃げてたら道に迷っちゃったんだ』


「え、ゴブリンが出たんですか!!どこで?」

『川を上ったところにあった森の中で、大量n』

「そんな!!今すぐ村のみんなに知らせないと!!」

『あの、どうゆうこと?』

「ゴブリンは放置しておくとものすごい速度で増えて行くんです。昔ゴブリンが増えすぎて、街一つゴブリンの大群が飲み込んだなんて言われています。」

「だからゴブリンは、見つけたらすぐに討伐してもらわないといけないんです」


 マジで!! ゴブリンって結構やばいんだな


それから俺は、女の子に手お引かれて村まで走らされました

俺ってば、昨日から走ってばっかだな



〜(女の子)〜

私は村から離れた川で洗濯しています

なぜって?

最近、村長の息子が私に婚約しようと強引に迫ってくるせいです

村長の息子は、小太りでいつもニヤニヤしながら私のことを見てきます

村長も村の大人たちに、私が婚約を断れないように手を回しているため、最近村にいるのが辛くなって居ます。

かといって、断ってしまうとお父さんやお母さんに迷惑がかかってしまう


私はこれから、どうすればいいのでしょうか?


考えながら川で洗濯をしていると後ろから


「あ、あの〜」


『ひゃい!!』


いきなり話しかけられたせいで変な声が出てしまった。恥ずかしい

後ろを振り返ってみると、私と同い年ぐらいのすっごい!!綺麗な少女がいました。

透明感のある綺麗な肌、光の加減によって白金に見える白く艶めく髪

こんな綺麗な人、生まれて初めて見ました!!

貴族様でしょうか?この国において金髪は貴族様の証ですから


『あの〜何かご用でしょうか?』

「え、ああ、村に行く途中でゴブリンに襲われちゃって、必死に逃げてたら道に迷っちゃったんだ」


『え、ゴブリンが出たんですか!!どこで?』

「川を上ったところにあった森の中で、大量n」

『そんな!!今すぐ村のみんなに知らせないと!!』


大変です。ゴブリンが大量発生なんてしてしまったら

とてもうちの村では対処しきれない


「あの、どうゆうこと?」

『ゴブリンは放置しておくとものすごい速度で増えて行くんです。昔ゴブリンが増えすぎて、街一つゴブリンの大群が飲み込んだなんて言われています。』

『だからゴブリンは、見つけたらすぐに討伐してもらわないといけないんです』


とっさに綺麗な少女の手を取って村まで走ってしまった


今思うとこれって、だいぶ失礼にあたるのでは

村でのゴブリンの常識を知らないことも貴族様だったら説明がつく

これじゃあゴブリンより先に私が貴族様への不敬罪で処刑されてしまうのでは

どうしましょう、ひとまず村に着いたら土下座して許しを請いましょう






『ステータス』

名前(未設定) 年齢13

 職業 

 Level2

 筋力8

 体力13

 頑丈7

 魔力20

 知力15

『スキル』

 環境適応 鑑定level2 魅了level2

『固有スキル』



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