第5話 現実的な話
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
これまでの話は核兵器が使われないという仮定の元、書かれた物です。
実際はICBMや核兵器がポンポン使われる可能性が高いです。
ただ、第二次世界大戦のように陣営が2つに分かれて行われる物ではなく、国家間同士の戦争ですと、その後の統治の問題から核兵器の使用はされないと考えています。
作中にもありましたが、まともに人が住める状況ではない領地ほど邪魔な物はないと思うので。
ただ、核兵器が使われないとしてもミサイル等の長距離攻撃兵器は大量に使用されるでしょう。
それにより多数の国民に死傷者が出るでしょう。
さて、ここで台湾有事について語っておきたいと思います。
自分の想定では、台湾有事が起きた場合日本も必ず巻き込まれると思います。
台湾と近い与那国島辺りが大変危険な箇所と考えております。
また、何かの動画で見たのですが今の日本の法律だと簡単に中国の侵攻を許してしまうだろう。
みたいなものもありました。
まぁ、それについてはかなり昔に見たので今では変わっているのかもしれませんが。
どちらにせよ台湾有事が起きた場合、日本は我関せずとは行けないでしょう。
中国が台湾の侵攻に成功した場合、次は日本に狙いを定めるのは確実だと思われるからです。
それどころか台湾侵攻のついでに日本の領土にも攻め入ってくるかもしれません。
また、日本の軍事力では中国やロシアが本気で攻めてきた場合、善戦はすると思いますが恐らく負けます。
自分は自衛隊にいたので分かるのですが、国の為とか家族を守るためとか考えてる自衛隊員は片手で数えられるほどしかいませんでした。
殆どがパチンコと女しか頭に無い。
国防の事を考えて入隊した自分はかなり失望しました。
パチンコと女に興味が無いやつはおかしい、みたいな風潮までありました。
自分はこんな人達に国の命運を預けていたのかとまで思いました。
勿論全ての自衛隊がそうだとは言いません。
自分がいたのは陸ですし、自分の部隊はかなり評判の悪い場所だったので他の部隊ならまた違ったのかもしれません。
ですが、どちらにせよ日本の戦力ではロシアと中国を相手に国を守り切る事は出来ないでしょう。
ここで多くの人が言うのはアメリカが守ってくれる。
です。
ロシアのウクライナ侵攻を見てみると、ウクライナの安全保障を約束したブタペスト覚書が果たされておりません。
それどころか国の安全を保証したロシアが攻めている始末です。
これでは日米安保条約も当てにはなりません。
勿論、台湾関係法で中国と台湾との軍事的緊張が高まった際は軍を派遣し、牽制していました。
アメリカは戦争が起こらないように「牽制」はしてくれるでしょう。
ですが、実際に攻められた際はどうなるか分かりません。
まぁ、日本については沖縄に米軍基地もあるので他人事というわけでは無いので助けてくれるかもしれませんが。
どうなるかは分かりません。
取り敢えず、ロシアのウクライナ侵攻は安全保障条約がなんの意味も持たない事を示したのです。
まぁ、様々な国から武器供与はされてはいますが。
日本に必要なのはまず国民の意識を変えることでしょう。
日本は第二次世界大戦の敗戦から、戦争を嫌い過ぎてしまいました。
そのせいで学校はただテストの点数を取るための施設と化し、国の未来を憂う若者が減ってしまいました。
これを読んでいる方々には今、自分が何を出来るか考えてほしいです。
まぁ、一個人が出来ることは限られてはいますが。
では、ここまで読んで頂きます本当にありがとうございました。
※この作品は特定の国や政治的思想を差別する目的で作られた物ではありません。
第三次世界大戦 〜起こりうる未来〜 @nakamurayukio
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