第19話魔王軍現る。

ハゲリースがその言葉を放ったとき、場の空気が冷めた。悲鳴が所々に聞こえる。

塹壕の悪魔が戦闘体制に入る。

「殺す。塹壕の悪魔、」

「お前を殺して見せるさ、アスタ、」

バトルに入る。

【佐伯双眼 浩弐宗禅】

目から光が現れ、それが物体となりアスタに飛んでいく。

【琥珀創始 怒】

アスタも技を使い、物理触手を飛ばしている。

そういう事が続く、

俺は観客となって楽しく見ていた。

「ねぇ、もう終わりにしない?」

戦いの最中、俺が口を切ると場がまた凍りついた。

「黙れ庶民、価値がない愚民が」

煽りに煽ってくる。

「あぁ?」

【代償転換】

「代償はあいつの能力だ。そして威圧を手に入れろ」

「了解しました。

威圧を手に入れました。」

【威圧】

「舐めた事を、、、、」

【琥珀創始、、、、】

手を俺にかざすが何の意味もない。

「能力が、使えない、」

「まあ良いよ。

   死ね    」

【魔王剣】

剣を手に持ち、攻撃しようとする。

「俺を殺したら魔王軍がお前を殺すぞ」

「やってみれば」

そうして俺は一気にアスタを切り落とした。

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