第20話親友と作る異世界組織

「君は一体何者なんだ。」

「俺?」

塹壕の悪魔が少し頭の皺を寄せて聞いてくる。

「俺はね、うーん」

「何だ、」

「神威だよ」

ふざけた答えを出す。

「何が目的だ。」

「目的なんてない。ただ、豊かに過ごしているだけだ。」

「嘘だな。もしこのまま嘘を貫いたなら殺す。」

「そうか、、じゃあ魔王を殺そうじゃないか」

さっきアスタは魔王軍はお前を殺す、

と言っていた。ならこっちも反抗してやろうじゃないか。

「でも魔王を殺すにも人員が必要でね、

  塹壕の悪魔、いやファーゼル、

   一緒に魔王を殺そうじゃないか」

「そんな事出来るのか?」

「確かにこれを見た人はそれを広め俺達を悪にするかもしれない。でも、悪にしか出来ないこともあるのだよ」

「分かった、入ろうじゃあその組織の名前を教えてくれ。」

「ダークセヴァン」

「分かった神威、俺を入れてくれ」

そうしてこれで俺は仲間ができた。

九條さん、俺はこれでいいのかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る