第290話 成人の日
1月15日は成人の日。
ただし、現在では1月の第2月曜日となっています。
もとをただせば元服を1月最初の満月の日にというのが由来でしたが、新暦はそんなお月さまのことなど知ったことではないので、とりあえず15日に。
大学進学率も低かった頃は、まあ、みんな集まっていたのかもしれん。
大学に行くような層は、そんなものには見向きさえしていなかったものです。
そんな傾向は、私が成人式を迎えた1990年にもまだ残っていたかな。
もっとも、成人式に関係のない大人や子どもには、単なるお休みの日。
20世紀のうちは固定日でしたから、週の途中でも容赦なくお休み。
ただ、お休みがもらえて嬉しいな、ってカンジ。
成人なんて、はるかかなたの先の話。
そんな思いを持ちながら、自由の森にとらわれた少年期。
とりあえず、今日は学校に行かなくていい日だ!
ってね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます