第287話 その場限りの積み重ね 1

 年も明け、ほぼ完全に通常に戻ってきた日常生活。自由の森も例外ではない。

 さあ、今年はどんな年になるのでしょうか。

 ただここで、この場所ならではの特殊性があります。

 この1月時点での状況は、遅くとも4月には大きく変ってもおかしくないことだけは確かであるということ。


 こういうと、それはどこの家庭でも、子どもが進学したりすれば云々と、わかった口をきこうと思う低能もぞろいることでしょう。

 低能は、そういう次元の低いタワ言をさも鬼の首を取ったようにホザくのね。


 こちらのは、そんななまっちょろいものじゃねえんだよ。

 確実に、子どもを取巻く環境がガラッと変わるのだ。

 そのための準備を、職員室では、そろそろ協議を始める頃です。

 そしてそこで協議された決定事項は、確実に、その地の子どもたちの環境を有無を言わせず、変えてしまうのです。

 そんな家庭がどこにあるか?

 馬鹿も休み休み言うことだな。


 こういうとまた、親が離婚した時の兄弟姉妹の別れとか、

 そんな指摘を称懲りなくする雑魚が出てくるわぁな。

 そんなもん、毎年起こる家庭なんかまずないわ。ダアホ。


 親の離婚などによる家庭の恐ろしい変化を、毎年確実に味わえる。

 そんな場所に、ようこそ! ってなものだね。


 ま、低能に過剰要求なんかしてもしゃあないわ。

 とりあえず、こうして愚痴っておきました。ってか?

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