第250話 師走の職員会議
師走ともなれば、あわただしくなる。
初旬はそれでも、まだ閑散期。
とはいえ、目の前には年に一度の大繁忙期。
そんな時期です。
さあ、仕事しましょう。
まだ閑散期なのに(しつこいけど)、もう議題山積。
創立記念日は何とか終わった。
だが、これからが大変な時期よ。
今日の議題は、自由の森の年末年始の行事です。
冬休み期間の業務について
行事が多くなります。目的意識を持って取組みましょう。
あと、年末年始の児童の帰省時期等の確認を。
各行事は、以下の通り。
終業式(これは学校。ただし、その後があります)
クリスマス会(年に一度の大行事!)
大掃除(しっかりきれいにして新年を!)
もちつき(日本の伝統文化を大事にしよう!)
大晦日、そして元旦以降3が日の「正月の家」。
~ これは、年末年始を本園で迎える子らのための行事です。
あと、個別にかれこれ。
あとの個別とやらを言わなくても、これだけでもう大仕事。
街中は少しずつにぎやかに。道路もだんだん混雑し始めます。
くだらん風習に付合わされるのも、たまりませんよ。
何が悲しくて、クリスチャンでもないのに、なぁ。
大昔の一神教のセクトのおっさんの誕生日なんか知るかボケ。
そんな方向の意識をお持ちの若手園長や後の作家さんたち。
まあ、場所が場所ですからね、そう毒づいても、無駄でしょう。
まして、ベテラン保母なんかいたあかつきには、余計にね。ってか。
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