第136話 精進料理

 精進料理。

 家庭によってはこの時期、殺生をやめて肉類を食べない。

 そういう家庭も、ある。


 のちの作家さんはこの時期、学区内のある家庭に「短期里親」で泊っていた。

 その家の隣は、その家の母親の両親と弟夫婦の家。

 そこのおじいさんは、お寺の住職だった。

 だから、どうしても、そんな話になっていたのね。

 ちなみにそのお寺さんだけど、かの作家さんの父親が生まれたちょうどその月、

 自由の森が火事になって、建て直すまで子どもがお世話になっていたって。

 

 だけど、一応仏門とは関係ない彼には・・・、

 肉や魚も、食べさせてもらうこともままあった。

 それでも、たまには、精進料理を・・・、ってね。


 8月14日は、お盆の中日。・・・、ですね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る