養護施設「自由の森」（詩集）

第74話 実習生のおねえさん ２ ～ 聖あげはさん

　先日よりキュアバタフライに変身することとなった、聖あげはさん。

　保育士の専門学校に在籍していて、保育園に実習に行ったそうです。

　現時点で１８歳、８月８日誕生日をもって１９歳になるとのことね。

　で、彼女、意外に早い段階で、保育実習に行くことになったのです。

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　彼女はかなり頑張り屋でして、家事から何から、彼女より若い女子中学生２人と鳥の少年１２歳相当の子らの世話もするのね。

　わし、彼女を見て、自由の森にいた頃を思い出した。

　学校で勉強して、保育実習で子どもらの相手をして、それから居候先の家では家事をしっかりやりまくり・・・。

　あのなあ、そういうテンションって、長くは続かないものなのよ。

　最初はそんな感じで新鮮かもしれないけど、日常ってね、単調で平凡なもの。

　そのうちだらだらとなって、良くも悪くも、元の木阿弥。

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　養護施設って場所がこれで、家庭なんかになりえないことを痛感したよ。

アゲてひろがるワンダホー！

　そんなわけにいかないのが、日常の生活ってもの。

　だからこそ、彼女のような保育士を描く必要がるのかもね。

　ファジアーノ岡山のスローガンじゃないけど、これまさに、

子どもたちに夢を

　プリキュアの番組内で、変なことはそりゃ、描けないよな。

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　今思えば、若くてかわいい？　おねえさんたちがよく来ていたなぁ～、

ってか？