第51話 ここにまとめて・・・
自由の森が、丘の上に、体裁だけでもその名前と立地を合わせ切った最初の週。
子どもたちは、早速学校に行くこととなりました。
今どきのように不登校でとか言うならまだしも、行けるのを行かせないとなったらオオゴトですからね。
中学校は、自転車で7キロも先。
小学校は、歩いて30分弱の先。
・・・ ・・・ ・・・・・・・
今もって、不思議なことが起こった。
移転先の学区の小学校のお話ですわ。
それまでも、その翌年以降も、こんなことはありえないような事態が発生した!
昭和44年度生れ、当時小学6年生の児童。
男子4名、女子1名。
その5人を、何と、同じクラスに入れ込んだのである!
移転前はもちろん、そんなことは、ありませんでした。
中学以降も、まれに一緒ということはあったが、そんなことはなかった。
だが、この年だけは、こういうことが起こったのである。
・・・ ・・・ ・・・・・・・
今思い出してみた。移転後の小学校の6年生は、5クラス。
女性教師3人と、あとは若い男性教師とベテラン男性教師。
その学校、なんと5人とも、ベテラン教師の学級に入れたのである。
何かの配慮でもしたつもりなのだろうか?
他教師の力量が不安なので、同クラスでまとめさせてもらいました。
ベテランの力のある男性教諭が担当しますので、ご安心くださいね、
ってか?
その5人中の1人、のちの作家氏は、今もいい思いを持っていない。
当時の担任教師の年齢くらいになった、今でも。
ここまでしかし、学校と施設を同じように扱い切るような真似を・・・、
ってな。
・・・ ・・・ ・・・・・・・
彼は、その後の10か月を、自らの黒歴史でしかないと語っている。
その時の経験は、絶対に小説にも論評にも使わん! 死んでも書かん!
・・・、ってよ!
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