第19話 平日昼の給食(炊事場)

 平日昼の炊事場は、そんなに忙しくない。

 なぜでしょう。


小学生以上の子らがほぼみんな、学校に行っているから。


 では、学校に行っていない日はどうなの?

 ってことになるわな。

 それはもちろん、忙しくなるに決まっています。

 では、忙しさの基準は、何なの?


要するに、これ。

作る人数=食数 の問題。


 そんなに数がいないのであれば、いろいろ自由度もあります。

 大人=職員向けと、子ども=幼児向け。

 さすがに、分けて作った方がいいケースもあるわな。

 特に、カレーなんか、そうじゃん。

 わざわざ職員会議での議題になったくらいだからね。


そうそう、明日・木曜の昼は、パンの日だ。


 定時制高校に行っている児童で、わざわざこの日は昼までいる子も。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 パンを食べるためだけに自由の森に居残るつもりだな、ってか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る