35日目 ぺぺの頭から煙




 妖精ぺぺは、ある山の上にある小さな神社に住んでいる。


 妖精なので、ほとんどの人間には見えない。



 ぺぺ達が遊んでいると、丸い手鏡が落ちていた。


 ぺぺ達妖精はのぞき込む。


 1人の妖精が手鏡を上に持ち上げたら、太陽の光があたり地面に反射した。

 ぺぺ達は、


 「ひゃー!」


 と喜び、地面に光りをあてて遊んだ。


 そして妖精がぺぺの頭に光りを当てた。


 ぺぺは最初喜んでいたが、だんだん頭が熱くなってきて、


 ジュー!


 ぺぺの頭から煙りが出てきた。



 ぺぺは熱くて暴れまくり、川に飛び込んだ。


 そして、


 ひゅー!


 流されたのだった。



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