33日目 葉っぱお舟
妖精ぺぺは、ある山の上にある小さな神社に住んでいる。
妖精なので、ほとんどの人間には見えない。
ぺぺは神社に流れている川で木の精霊が遊んでいるのをニコニコして見ていた。
木の精霊は落ちる葉っぱに一緒になって楽しそうに落ちている。
そして川に落ちると葉っぱを船のようにして流れて遊んでいるのだ。
キャッキャ言ってすごく楽しそうなので、ぺぺもやりたくなった。
ぺぺは今にも落ちそうな葉っぱをつかんだ。
すると葉っぱはぺぺの重みで落ちた。
ひらひら回転しながら落ちるのをぺぺも楽しむ。
そして川に葉っぱが落ちるとぺぺもその上に乗る。
さあ川を下るぞとなったら、
ぺぺの重みで沈んだ。
そしてぺぺは、ただ普通に流されたのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます