第2話 魔法と事件の為の件について(現場検証スタート)
さてさて、私は自分の込み上げてくる‘うずき’と共に言い放ってしまった謎解きます発言。
さーて、そうは言ったもののどうしたらいいものか・・・。
女の子
「あ、あ、あの!私の名前はルリー、お姉ちゃんは?」
名前・・・東雲みくじゃあ格好つかないわよねと思いながら、5秒悩んだ。
「私の名前はサニーマインよ。」
とっさに出てしまった。
「本当に解決できるの?マインお姉ちゃん私はこれからどうしたらいいのかな?」
「そうね〜まずはこの国の事をいろいろ教えてくれないかな?私、少し遠い所から来て、あまりこの辺の事詳しくないんだよね(苦笑)」
そう言って、ルリーから情報を聞き出した。
ここから歩いて少し言った所には“レベルリア“と言う小さな街があるそうだ、そこには沢山の種族が暮らしていて、もちろん魔法も存在する。
ルリーはそこで育った。両親は料理屋を開いていて、両親と弟の4人暮らし。
ルリーは弟と近くの森で遊んでいたそう。
そこに1人の男の人に話しかけられて、もらった花を見ていたら急に眠くなってしまってルリーは眠りについてしまった。
気がついて起きると弟の姿はなく、血痕だけがその場に残されていて急いで両親のいる料理屋に向かい、その情報を聞きつけた人達と現場に訪れた。
「でも誰がなんで、ルリーが犯人だってなったのかな?」
「私、魔法が使えるの、魔法ってこの街ではごく一部の限られた人しか居なくて、でもなぜ使えるかは分からなくて・・・魔法が使えるのは魔法が使える両親から出ないと生まれてこない。でも私は魔法が使えない両親から生まれたらしく。現場検証にきた魔法省の人の検証結果に微量の魔法の痕跡が見つかってしまったの。(涙目)」
「もういいよ。ルリーはやってないのよね。なら大丈夫!その現場に連れて行ってくれないかな?」
魔法かぁ・・・。そう言えばさっき私に“魔法使いなの?”って私に聞いていたよね。確か。なぜだろう?
_現場に向かう道中_
「ねぇさっき私に魔法が使えるの?って聞いたよね、なんでなのかな?」
「そう、マリンお姉ちゃんのでが光ってて、そこから魔力を感じたんだ、魔法使いなんでしょ?」
私、魔法が使えるかもしれないんだ・・・自分では全然わからなかったな〜。
「そうね、まだ見習い中って言うか・・・なんと言うかまぁそんな所かな。(冷汗)あははハハ」
これだけじぁあ情報も何もかも足りなすぎるなぁ。ましては魔法がらみとなってくると、現世での謎解きもどこまで通用するか心配だなぁ。
「ルリーはなにか魔法使えたりするの?」
「魔法は使わないようにって両親に言われていて、だからどう使うかまでは分からないんだけど、花や草この自然がに何を思ってる、薬草の位置が自然に頭に浮かんで来たり、何もしなくても伝わってきたりするくらいかな。だから使えるってほどじゃないの。」
「なるほどね。」
_そんなこんなで現場に着いた_
「ルリーはそこに座ってて!私いろいろ調べるから」
「はい!」
うわぁ!久しぶりの現場検証!いつもならうるさい警察や、立ち入り禁止だったりして中々、違反ばっかり犯してきたもんな。
自由に操作出来るなんて最高!!!!
うずくよ・うずくよ
何か感じる。また現世では感じたことの無い何か熱いものを身体中、駆け巡っていた。
まずは
その1、現状を把握し課題を洗い出す。
そうねぇ、ここで事件は起こった。謎の男・謎の花・血痕。
花を見ていたら眠ってしまった。
周りには切り株・目立つような草花は生えてない・街からはそこまで離れてない・人けは無い・物音もしない空間、360度どこからでも近寄れる。兄弟2人きり、遊んでいた。
「ねぇ、男の人ってどんな格好していた?あと、花に何か感じた?ルリー確か草花に感じたりするんだよね?あ!それと弟さんの格好教えてくれない?(大声)」
「えーっと、貴族が着てるような服に色は緑で特に変わったところは無かったような・・・けどこの街にもし貴族が来るのは少し不思議。
花は・・・・・」
ルリーは目を瞑りながら、花を思い浮かべて話し始めた。
「花の色は黄色くて葉は5枚ついていて、とても綺麗だった。けど私は1度も見たことが無い、そしてきっと薬草の花だとは思うけどこの辺には無いと思う何もも私に反応しなかったから。あれそういえばその花どこにいっちゃったんだろ」
「弟の服装は私と同じよ!」
「えっ?同じ?なんで?」
「あ、弟って私と双子の兄弟なの!」
「そっか!ありがとう!」
なるほどね、大体の現状は分かったわ。
現場検証その2、仮説を設定する。捜査の基本ね。
→続く
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