第3話 桜雨となる


枯れた木が桜色へと染めるまで 落選祭りも春の落葉



散る逢初川に神話あり 悠久の歴史に古代ロマンス



誰だって死のうと柵を飛び越えてそれでも、春風麗らか、桜



涙さえ僕は信じ、手を繋ぐ 桜月夜に君の頬にキスして



どうかして涙を堪え、堪えても咽喉の痛みは桜雨となる

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