第4話

9月1日、何か出会いがあるかもと外に出る。

そういえば読みたい本があったなと思い、本屋に向かう。

本屋に入ると冷房が効いていて、夏だが涼しい。

ここかなと本を見漁りこれだと本を取ろうとした瞬間に、男性の手が重なる。

こんなドラマのような展開あるのか、でも相手は男性だぞ、、。

「あ、ごめんなさい」両者ともに同じ言葉を発した。

「これも運命ですね、この後食事でもしませんか。」と相手からの言葉。

頭の中が困惑でいっぱいになった。午前11時30分頃だった。

まあ、本の話でもすればいいか。と思い「わかりました」と元気に応えた。

店に入り、椅子に座り、メニュー表を広げる。

ご飯を食べながら本の話をした。時間はあっという間に過ぎた。

「ありがとうございました」と彼は言いながら手を振る。

初めは変な人だったけど、話すといい人だったなぁと思う。変な感覚だ。

これも運命か。と思い今日も眠った。

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