第二章 第三話
日付を越えないうちに部屋を暗くして、ベッドに入る。スヴィカは夜寝るのは早く、朝は早起きだ。戒律を守って暮らす人は生活ぶりも整っている。スヴィカにつられてウルルも、自然と早寝早起きの生活になっていた。
布団をかぶるとすぐに、とろとろとした眠りに落ちかける。本格的に眠りに落ちかけたところで、隣の寝台がもぞもぞと動く音に気づいて、現実に引き戻されてしまった。
暗いなか、スヴィカがこっそりと部屋を抜け出していく。どこへ行くのだろう。
うとうと状態のウルルは起き上がるのが億劫で、耳をそばだてる。
獣人は人間から動物へと、自然と五感を切り替えてしまう。ウルルは、はじめは人間の耳が聞こえる音を拾い、音が遠ざかると、今度は兎の耳でスヴィカの足音を追った。
ブローフ族の原種となった兎の耳は、数キロ離れたところの音でも拾うことができるのだという。ウルルも対象にだけ意識を集中させれば、かなり離れたところまで音を追うことができた。
足音は宿の階下へと続いていた。
人々のほのかなざわめきの声に混ざり、宿の扉が開き、だれかが入ってくる。宿の一階は昼は食堂、夜は飲み屋になっている。二階部分が宿泊施設なのだ。
入ってきたのは男だ。
「ああ、いたいた。俺のサイン、わかってくれてよかった」
「当然。こっち座れよ」
男はスヴィカとあいさつを交わし、卓に座ったようだ。
(この声……)
昼間にすれ違った、フレイという男だ。
聖者さまは夕食の誘いをことわっていたけれど、やはり会うことにしたのだろうか。近くを通りがかった店員に、フレイは蒸留酒を二つ注文する。
「乾杯」
杯を合わせる音がした。男二人は酒を一気に飲み干す。
「っかー! 喉が焼けるな!」
「ほんと。ひさびさだと、効くね」
よほど強いアルコールだったのか、軽くむせながらスヴィカが店員を呼び、水割りを持ってくるように追加注文をしている。
(スヴィカさま……。お酒を飲んでる……?)
酒は宗教上の理由で、禁忌だと言っていたのに。ウルルは会話のやり取りを、信じがたいような気持ちで聞いていた。
「ふふっ」
フレイが噴き出す声がする。
「なーに笑ってんだよ」
「だって、いいの? そんな格好してお酒なんて頼んで」
「うるせえな。仕方ねえだろ。服の替えはこれしか持ってきてないんだよ。……もう何日禁酒したかわからねえ。今日だけは解禁だ、解禁」
ごくりと喉を鳴らして、スヴィカは二杯目の酒をあおる。
「ねえ、昼間会ったとき。どうしてあんなに不機嫌だったのさ?」
「そう見えたか? べつに、虫の居所が悪かったわけじゃない」
ウルルは、普段からは考えられないスヴィカの粗野な口調におどろいた。でもなぜか違和感がない。その話しぶりは――、そう。野良の解呪師のふりをしていたスヴィカにそっくりだったから。
「ウナの町で、まえに仕事でひっかけた女に偶然会ったんだよ。ほら、あいつの親父が持ってる土地の借用書を手に入れてくれって依頼されたやつ」
「ああー。あったね、そんなこと。あれ、ウナの子だっけ?」
「いや違う。あのあとで移り住んだんだろう。いやー、あんなところで再会するとは。びびったぜ」
スヴィカが杯をあおり、かろん、と氷が杯を打つ音がした。
「俺だって気づかれそうになって、あわててごまかしたけどな。そのあとでおまえに声かけられた。千年都市で修行してたはずの神官が立て続けに知り合い二人と出くわすなんざ、あいつに怪しまれるんじゃないかって冷や冷やしたんだよ」
「それでかあ。なんかぎくっとした顔してるように見えた」
「ああ、油断した。とっさに表情をつくろえねえなんて、詐欺師の名折れだな」
(詐欺師って……なに……?)
リネンにくるまりながら、ウルルはすっかり目が冴えてしまった。
(あの女の人……。スヴィカさまのことをエドワルドって呼んでた……。結婚詐欺に遭ったって……。あ、あの話は本当だったってこと……?)
スヴィカは聖者ではなくて、詐欺師だった。衝撃で頭がぐるぐるする。
会話の盗み聞きをしている。それは、よくないことだと思う。けれどウルルは、この続きを聞かないといけない気がした。聖者のスヴィカは、実はウルルが思っていたような人ではないかもしれないのだと知らせる、悪夢のような会話の続きを。
フレイは何者なのだろう。詐欺師の仲間だろうか。
「そのほかは順調?」
「ああ、特に問題ない。ヘイラには予定どおり到着だ」
ざわざわと人の声がうるさい飲み屋から、スヴィカとフレイの声だけに意識を集中する。
「それより、おまえな」
「なにー?」
「ノールリオスになにしに来たんだ。俺の仕事ぶりを監視しに来たんじゃねえだろうな?」
「まっさかあ。依頼人との交渉だよ。そのついでに、そろそろスヴィカがここに着くころかなと思ったから、聖者さまぶりを拝んでおこうかと思って。神官服の人を見なかったか訊きまわったら、すぐ見つかったよ」
「やっぱしな」
再会は偶然ではなく、意図的だったらしい。ぐぐぐぐ、とフレイが喉の奥でおかしな音を立てる。
「フレイ、おひさしぶりですね。だってさ。なんなのあのしゃべり方。マジで噴き出すかと思ったよ」
昼間のスヴィカの慇懃な口調を物まねして、フレイはけたけたと笑い声を上げる。
「うるっせえな。やっぱり仕事ってのは嘘で、冷やかしに来ただけなんだろ?」
「まあまあ。怒んないでよ。ここはおごるからさあ」
早くも酔いがまわっているのかもしれない。管を巻くスヴィカを、フレイがなだめる。
「仕事なのは本当だよ。ちょいと人には言えない荷運びの仕事を請け負ってほしいって依頼人がいたんで、料金の交渉に来たんだ。どでかい仕事になりそうでさ。運びの仕事、スヴィカやらない?」
「……期限はいつなんだ。俺はいまの仕事にもうすこしかかるぞ」
「いま交渉中。じゃあいまの依頼が終わって、タイミングが合ったら考えてよ」
スヴィカはふうーとため息を吐く。
「荒っぽい仕事なら、ほかに適任がいるんじゃないのか? 俺は口八丁で人をだまくらかすほうが向いてる」
「スヴィカの適性は俺もよくわかってる。わかったうえで、なんでもそつなくこなしてくれるからさ。信頼してるんだよ」
スヴィカの本業は、詐欺師らしい。フレイは――詳細はよくわからないが、後ろ暗い仕事の斡旋をする仲介業者のようなものだろうか。依頼人と請負人をつなぐのが、フレイの役目。今回も、だれかの依頼をスヴィカに請け負わせた。
不安でウルルの心臓が大きく収縮する。
いまの仕事。いまの仕事とは――。
(お、俺を……聖賛地に連れていくこと……?)
スヴィカが千年都市から来た聖者というのは嘘だ。十二年に一度の祈念大祭のため、聖賛地ヘイラより招聘されているというのも、また嘘なのだ。
信頼していたスヴィカにだまされていたと知り、ベッドのなかでウルルはぎゅっと、おのれの両肩を抱いた。
「昼間の――あの子がそうなんだよね」
「ああ」
「フードで耳が見えなかったけど、兎族にしては人間の大人と変わらない見た目だったな。それに、ものすごい美人」
美人、と言い添えてフレイが笑う。
「そうかあ? 見てくれはまあ、な。でも中身はガキそのものだ」
スヴィカにガキと言われた。そんなふうに思われていたなんて……。だまされていたのと二重のショックで、頭上からフライパンで殴られ、地面にめり込んだ気分にさせられる。
「そうなの?」
「ああ。こっちがびびるくらい世間知らずだし、すぐ泣くし。俺の言うことはなんでも鵜呑みにする。まだ人を疑うことを知らない、純粋なガキみたいなんだ。だから俺みたいなのに簡単にだまされる」
スヴィカはぐびりと酒を飲み下す。
「俺が千年都市の聖者ってことを疑いもしない。それこそ数万人規模を浄化するとか、金の一位を何人も浄化するとか、よほど功徳を積まないとヘイラには行けない。普通は俺みたいな若造がヘイラに招聘されるなんざ、ありえねえ話なんだけどな」
「いま、上で寝てるんでしょ? もし起きてきて俺たちの会話、聞かれちゃったらどうするの」
あけすけなスヴィカに、フレイが釘を刺す。
「安心しな。おまえと会うから、薬草茶に混ぜて睡眠薬を盛ってきた。この宿が象に踏みつぶされても目覚めないくらい、深く眠ってるよ」
「こんな大きい像いるかな?」
「そこは物のたとえだろうが、馬鹿」
フレイは冗談を解さないふりをしてからかっているのか。愚直な返しにスヴィカはあきれたように笑った。
「くそまずい茶だぜ。あいつ、よく飲んだよなあ」
「うわ、そんなひどいもの出したの? かわいそうに」
「ほら、あいつ兎の獣人だろ? 人よりも嗅覚が優れてる。薬のにおいを嗅ぎ分けるかもしれないからな。強烈なにおいでごまかしといた」
(俺……飲まなかった……!)
言われるがままにまずい茶を飲み干したウルルのことを、スヴィカはきっと小馬鹿にしていたのだろう。くやしくて、目に涙が浮かぶ。
「ま、なんせ俺は聖者スヴィカさまだからな。あいつは、なんだって俺の言うことを聞く」「悪い人だねえ」
のほほんとしたフレイの口調にもまた、ウルルは傷ついた。ウルルがだまされていることは、この人にとっては他人事でしかないのだ。
「封じ子に、試しに解呪させてみた」
口調にウルルを揶揄する悪意を含んでいたスヴィカが一転、声の調子を落ち着かせた。
「メーフェの仕事を受けさせたんだ。自分の呪いの力にびびってた割には、ちょっと説得したらあっさりだったぜ」
えええっ、とフレイが声を上げる。
「なんでそんな危ないことしたのさ? あの子にかかってるのは神さまですら解けない、世界最強の呪いなんでしょ?」
「あいつが自分の代わりに、べつの呪われたガキを聖賛地に連れてけって言いだしたからだよ!」
どんっ、とスヴィカは机を拳で打ち、その音にウルルは体をこわばらせた。はぁーと、スヴィカが盛大なため息を吐く音がする。
「食い下がられたから、あきらめさせるにはもう解呪しかなかったんだよ。それに、本当に呪いの力を秘めた兎なのか事前に確認しとく口実にもなった。自分の運ぶ商品の質は、自分の目で確認しときたいからな」
「それで、結果は?」
「間違いない。あいつの力は本物だ。銀の二位級の呪いをあっさり打ち消した」
「なにそれ、危なー。スヴィカが呪いに巻き込まれなくってなによりだよ」
「平気だ。俺にはこいつがあるからな」
衣擦れが聞こえたのち、ちゃり、と金属が触れ合う音がした。
「なに、それ?」
「護珠だ。万が一、あいつの呪いが自分に向いたときに、一度だけ身代わりになってくれる」
修行を積んだのでウルルの呪いの影響を受けないというのもまた嘘だったのだ。スヴィカは聖者ではないので、当然の話だが。
ごそごそと衣擦れがする。スヴィカは護珠を、また服のなかに収めたらしい。
「せっかく銀二の解呪に成功したってのに。……あの馬鹿、報酬はいらねえってことわっちまいやがったんだぞ。信じられるか? 四百五十万クルーナがパアだぜ」
「それは残念」
ひさしぶりの酒は喉がいくらでも欲するらしい。スヴィカはぐびぐびと酒を流し込み、空になったらしい杯を机に置いた。氷がかしゃん、と触れ合う音がする。
「あの野郎、人が傷つくくらいなら、自分が傷ついたほうがいいなんてのたまいやがる偽善者だ。そのせいで世界最強の呪いを背負う羽目になったくせしてよ。お人よしを通り越して、自分が損してることにも気づかない馬鹿、だまされるのも当然だな」
スヴィカが聖者ではないこと。
素の彼はどうやら、かなり粗暴な人らしいこと。
それから、解呪師のふりをして、あの親子から本当に金を巻き上げようとしていたこと。
さきほどから衝撃的なことは数あれど、いまほどの衝撃はなかった。ウルルの体が、がたがたと震えはじめる。
偽善者だと言われた。損をしている馬鹿者だと罵られた。
だれかが傷つくくらいなら、自分が傷ついたほうがいい。それでだれも悲しい顔をしないのならば、だれかの役に立つのなら。ウルルが大切にしている価値観を、スヴィカは美徳だと言ってくれたのに。靴の底で、矜持をぐしゃりと踏みつぶされた。
スヴィカは、本心ではウルルのことを偽善者で、馬鹿で、だまされても当然の人だと思っていたのだ。あまりの衝撃に、横臥したまま微塵も動けなくなってしまった。
「おっと」
「あっぶねえ……!」
音だけではなにが起こったのかわかりづらい。衝撃でぐわんぐわんとゆれる頭で、ウルルはかろうじて会話を拾い続けた。
「アルコールに弱いんだよ。度数の高い酒でも消えるから気をつけろって、彫り師に言われてる」
「ごめんごめん。って、それなに?」
「聖者の刻印。徳の高い聖者にあらわれる印をそれっぽく描いてもらった」
「おおー。これも聖者っぽく見せるための演出?」
「まあな」
腕の彫り物。ウルルにも見せた聖者の刻印だ。それも嘘に説得力を持たせるための、演出のひとつだった。だまされていたウルルはもはや、怒りやあきれを通り越して、ため息すら出ない悲しみの境地にいた。
(スヴィカさまは……。いや……スヴィカは神官じゃない。本当は聖賛地に入る資格なんてない人なんだ……。なのになんで聖者のふりして、俺のことを連れていこうとするの……)
ウルルが荷物だ。ウルルを聖賛地に届ければ、スヴィカはフレイの依頼を果たしたことになり、報酬を受け取れるのだろう。
「封じ子には疑われていないみたいだし。あとはヘイラに入るだけだね」
「まあな。それが最大の難所かもな。――なあ、依頼主は手え貸しちゃくれないのか」
「無理だね」
フレイが嘆息する。
「依頼人ですら、だれかの代理人みたいなんだ。正体がばれるのを極端に警戒してる。ヘイラに入るための通行証を偽造したら自分の身が危ないから、自力で入るところまで含めて依頼したいってことで、破格の報酬で引き受けたんだ」
スヴィカもフレイも、依頼人がだれか知らないし、その目的も知らないらしい。
「だからスヴィカに頼んだんだよ。きみならなんとかしてくれるでしょ?」
「あー……。まあ、手立てがないわけじゃない」
依頼人はだれなのか。なぜウルルを欲しがっているのか。
自分が運ぶ商品の質をたしかめておきたいという理由で、スヴィカはウルルに解呪を試させた。依頼人の狙いはおそらく、ウルルのなかにある呪いの力だろう。
世界に嫌われたその力を、なぜ欲しがる?
目的が不明だ。だが、悪用されるのは困る。
それに、いまスヴィカから逃げたところで追いかけられてつかまるか、べつの依頼人が派遣されてくるだけのような気がする。
(……依頼人がだれなのか、突き止めなきゃ)
相手の目的を知り、もう二度と狙われないように手を打つしかない。そのためには――。
スヴィカとともに、聖賛地まで行くしかない。さいわい、スヴィカはウルルが気づいたことには、気づいていない。このまま、聖者スヴィカを信じる無垢な封じ子のふりを続ければ――。道中は悪さをされることはないだろう。
自分をだましている相手と一緒にいるなど、苦痛だ。だが、必要なことだ。ウルルの呪いの力を悪用させないため。この世界を、みんなを守る封じ子であり続けるため。
ウルルは、スヴィカにだまされたふりを続けながら、聖賛地までの旅を継続することにした。
怒りと悲しみと、このさきも詐欺師と旅路をともにする緊張感から、すぐには寝つけなかった。日付が変わりしばらくして、ウルルはようやく浅い眠りに落ちた。
翌朝目覚めると、スヴィカはすでに身支度をはじめていた。ふと壁掛け時計を確認すると、普段と変わらない起床時間だ。あのあともずっと飲み明かしていたようで、ウルルが眠るまで戻らなかったのに。ウルルにあやしまれないように、とことん聖者ぶりを貫いているのは、ある意味感心だった。
「おはようございます、ウルル」
向ける笑顔も爽やかそのものだ。酒の名残をいっさい感じさせない。
「……おはようございます」
ウルルは曖昧にほほえんだ。
「あの、スヴィカさま」
「はい?」
「昨日、どこかへ出かけられましたか?」
「……なぜそう思うんです?」
軽く追い詰めてみると、わずかに動揺したようだ。すぐさまごまかしておく。
「あ、いえ。寝ているときに足音が聞こえたような気がしたから。でも、お茶をいただいたらすぐに眠くなってしまったので、夢のなかの出来事だったのかも」
ウルルが起きていたことを疑われたら困る。あせらず、きわめて自然に聞こえるように努めた。
「ああ」
スヴィカはうなずく。
「昨日はなぜか寝つきが悪くて。しばらく外を散歩してから戻ったんです。あなたを起こしたくなくて、声をかけるのは気が引けて」
堂々たる言い訳ぶりに、あきれて乾いた笑いがこみ上げそうだ。
(だったら、よく眠れるようになる薬草茶を、自分にも淹れればよかったのに)
そうしなかったのは、なぜですか?
あんなにまずいお茶、飲めるはずないからですよね。――おまけに、睡眠薬も入っているし。
嫌味が口から出かけて、ウルルはぐっとこらえた。
我慢だ。我慢。このさきもずっと、スヴィカにだまされたふりを続けないといけないのだから。
ウルルはさっさと洗面所に顔を洗いに行った。……同じ空間でスヴィカと顔を突き合わせているのが、苦痛だったのかもしれない。
聖者スヴィカに対して、自分はどんなふうに接していただろう。全幅の信頼をあずけていた気がする。抱き寄せられて、気遣われるのが心地いいだなんて錯覚まで起こしていた。だまされていたのが心底くやしい。
スヴィカをまえにした自然なふるまい方が、ウルルにはもうわからなくなっていた。
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