240715

【2024年7月15日】



「んっ、暑い……」


 あまりの暑さで夜はまだまだ長いのに目がぱっちりと覚めてしまいました。


「お水」


 喉の奥がカサカサになってしまっているのがわかるくらい喉が渇いていたうちはベッドを降りて、いつの間にか床に落ちてしまっていたタオルケットをベッドへ戻してから部屋を出ました。


 パパもママも寝てしまい、真っ暗な家の中でぺたんぺたんと足音を立てて歩いて行きうちはリビングにあるウォーターサーバーの前に辿り着きました。


「んっ、んっ、んっ、あはぁ〜」


 いつもはコップ一杯のお水を数回に分けて飲み切るうちですが、余程喉が渇いていたのかひと口で全てを飲み切ってしまいました。


「あ、あれ?」


 喉が潤ったからなのか、はたまたお家の中でリビングが1番涼しくて心地が良かったからか、うちのまぶたは急に重くなってしまいそのままソファに倒れて眠ってしまいました。

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