第228話:AI使用の倫理観と時代の趨勢
皆様、こんにちはそしてこんばんは。
何かを始めると、すぐにのめりこんで疲れ果てるまにまにです。
ここ数日、例の「この創作論が一番自分の作品の中で価値・商業的も含めてあるんじゃないかな?」という気づきから端を発し、ゆっくり解説動画っぽいものを作り始めました。
いや、まだ作るまではいっていないのですがww
ですが老人には新しいことを始めるのはものすごく難しく。
昔なら教えてくれる方にご迷惑をおかけしないか心配で、確実にあきらめています。
でも!
今じゃGPTが全部お手伝いしてくれて、根気よくサポートしてくれます。
下手なサポートサービスよりもいいですぜ。
そこで気が付いたことをお伝えします。
◇◇◇◇
GPTのみならず、最近のWindowsにはCopilotが標準装備されているようで。
これが凄いとかTVCMでやっていましたね。
でもまにまにはChatGPTに慣れてしまったのでこれで行こうかと。
愛着が出てきました。
ワープロが出てきた1990年代、一太郎からWordへ変えるのは若い頭ても大変でした。さらにExcelに変わるのも大変で。
だからもうこれで行こうかと。
そして自作マイGPTですべてのことをやっています。
収益化ゆっくり動画プロジェクトというチャットがすんごく長くなり、どんどんデータが蓄積されてきまして。
このデータが蓄積すればするほど賢くなります。
問題はそのデータを自前で用意するか、Webサーチして探すか。
これが問題になるんです。
単純な方法ですと大したことはできません。
「それは私の機能ではできません」
とか言って、ダメだし。
でもね。
これをどうしてもやりたいこともあるんです。
YouTube動画の内容をサーチはできないけど、いったん文字に書き起こせばそれを分析できます。
このようにGPTが使えるデータにしてしまえばできちゃうんですよね。
だからいったん使いやすいデータにできるものはそれをしちゃう。
データを加工すればできるものは多い。
これは生産・営業活動の基礎でしょう。
でも特許を取っているもの、登録商標などを分析して同じようなものを作ることはできる。
例としてジェネリック薬品。
あれは分析して『同じようなもの』、完全に同じ成分は無理でも似たようなものはできる。たしか分子配列がちょっとだけ違うとかで製品化しています。
これを創作活動に置き換えればどうなるか。
一度試してみたんです。
カクヨムの週間ランキング100位までの傾向とその分析。
できました。
で、それを基に何を書くとウケるか、とか回答してくるんですよ。
プロ根性を持っている人は、今までも上位ランキングの作品を100位くらいは自力で読んでいたでしょう。まにまにも歴史ものの10位くらいは読んでいた(時期もww)ありました。
それで現在の流行りを知る。
それがGPTでできてしまいます。
たった10秒くらいで。
もちろんあなたはこう反論するでしょう。
「読んだほうが自分の実力になるに決まっている!」
確かにそうです。
まにまにもそう思います。
その労力の上に作家の創作物は出来上がっている。
まにまにもそれを誇りに思っている!
首取り物語がほかの人に書けないのは、今までの60年以上の人生の積み重ねの上に成り立っているから。
なんだけど・・・
それでいいの?
あのような作品は1作品でいいの?
読者は似たような作品をもっと読みたくないの?
それに書き手は答えるのが役目だともいえるんじゃないかな、と昨日から思っています。
そうなるとAIを活用して、できる限り量産することも必要性が出てくるのでは?
創作者の矜持を重要視する人は絶対に受け入れない考えかと思います。
でも商業的な需要と供給を考えると、そこはもうちょっと全体的に商業的な構造を見る必要があるかと。
昨日、とある動画を見ました。
ラノベのコミカライズ活動の裏事情です。
毎日十冊以上のコミック新刊が発売されます。
それは誰が書くのでしょう?
そんなに漫画家さんがどこから生えてくるのでしょう?
まさか!
『生えてくる』ことはないのです!
でもそのくらいじゃないとコミカライズ市場を賄えないんですよね、考えてみれば。1日1ページが標準ですよ、小説と違うんです。ましてや本業の仕事の合間にやる。
人材は同人誌のマンガを描いている人はもちろん、どんどんスカウトしています。
でも足りません。
じゃどこから引っ張ってくるか。
ランサーズとかのフリーで『イラストを描いている人』です。
イラストレーターですよ?
マンガ書いたことない人。
そんな人にすぐに準備期間もなくWEB小説のコミカライズをさせるのが現状。
人材が少ないんです。
そしてその少ない人を育てる編集者も少ない。
だからコンテを切っても、修正されずそのまま採用。
だからほとんどのコミックは『背景がない』とか『パースがずれている』とかが起きてしまう。
ここ数日、Gimpというイラスト製作ソフトを使っています。
もちろん、まにまにには高度すぎる。
マンガ家さんは別のソフトを使用しているというけど、イラストレーターさんはこういうの使っているんだろうな、と思いました。
これは全く別作業だな、と。
まにまには一応、昔は漫画家になりたかったので、いろいろと知識はあります(描けるとは断じて言わないww)
話がだいぶそれました。
時代が作業を細分化しています。
職人芸ですべてを仕上げていくのはたいへんです。
(コミカライズを担当するマンガ家さんにはアシさんもいません)
そんな時、AIさんが手助けしてくれるのは決して糾弾されるべきものではないと思った次第です。
問題は、どこまで使用してもいいか、これをいつも心に留めておくことなのですが。
今回の動画制作は収益化を目標としていますが、もっと大きな目標として『カクヨムの書き手さんを増やす』という目的があります。
ではどうすれば動画を見てくれるか。
「あなたも書きませんか。面白いですよ」
で、書きたくなるか?
無理です。
人が一番食指をそそられるのは、残念なことにやっぱりお金なんです。
だから
「カクヨムで焼肉食べよう」
「カクヨムで収入を得よう」
というようにモチベーションを与えようとしています。
そこが入り口でもいい。
作品が増えることが重要。
そこでAIの話に戻ります。
「AIを使うと楽だよ」
ということも売りにする必要がある。
この手の動画は再生回数が多く需要があります。今が旬です。
そんな人の目に留まって、その中から1%でもいいからカクヨムでよい作品を書く書き手さんが出てきたら、と思って今日も作業をしていました。
詳しくは近況ノートに書いておきます。
長くなっちまった。
最後に、気軽にAIを使用すると痛い目を見ますので、特に若い人は気を付けてね。実力がないのにAIを使うと、そのままになってしまいます。
そういう判断ができるようになってから使うといいかも。
もしくは、まにまにがこれから作る動画を見るべし!
その点にも詳しく解説を「ゆっくり」やっていこうと思います。
追記
「ゆっくり解説」をしようと思って始めたんだけど、すごく高度なことを始めてしまいました。
霊夢と魔理沙がリアルになっちゃいましたww
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