第222話:ヲタク光秀を再現させてみたが……

 皆様、こんにちはそしてこんばんは。


 最近お団子にハマっている、まにまにです。


 どうもこのもちもち感がたまらなく。

 でも高いので明日からお餅を焼いてみようかな。


 ◇◇◇◇


 昨日の話の続き。


 100個四コマ漫画風セリフを書いてそれをデータとして使えば、ある程度かけるのかな、と思ったけど、まずは検証してみました。


 キャラがしっかり固定しているヲタク光秀をテキスト化して読み込ませました。

 それからウィキの関が原の推移を読み込ませて、っと。


 さあ、何が出るか?


 <ここから命令文>


 関ヶ原の戦いが始まる。

 霧が晴れてその激突が眼下に広がるときになっても、東西両軍のどちらに味方するか決めかねている光秀。

 そんな時、伝書鳩で寧々ちゃんからの速達が届く。

「好きにやっちゃなさいな。私はついていきます」

 と。

 で、どっちかに味方する。どっちが見栄えがするかで判断して突撃する。かっこいい決め台詞を大声で号令して。


 3000字~4000字で書いてください。AIが書いたとは思えないように作品内の文体で書いてください


 <ここから出力>


 戦いの火蓋が切られるその時、松尾山に控える光秀の陣は、未だに決めかねた迷いで揺れていた。霧が立ち込め、戦況は視界に映らず、ただ荒ぶる大地の鼓動のみが伝わる。そして、不安に駆られる光秀の元に、一羽の伝書鳩が舞い降りてきた。寧々ちゃんからの短い言葉が、伝書の紙にしっかりとした筆跡で記されている。


「好きにやっちゃなさいな。私はついていきます」


 その文言が、まるで錆びついていた決断の歯車に油を差し込むように、光秀の心に響いた。「好きに…やる?」光秀の脳裏に、東軍、西軍のどちらに味方するかで揺れていた迷いが、一気に霧消する。自らの美学と見栄えを重んじる性格が、寧々ちゃんの言葉によって奮い立たされ、決意を固めたのだ。


「見栄えじゃ!見栄えが肝心じゃ!」光秀は確信を持って叫んだ。「我ら明智機動部隊、これより東軍へ突撃するぞ!」


 光秀は静寂を打ち破るように力強く馬に跨り、部下たちの方を見据える。皆の目には期待と不安が入り混じっていたが、誰一人として光秀を疑う様子はなかった。


「皆の者!」光秀は声高らかに叫ぶ。「この光秀、ただの転生者ではない!我が美を見せるとき、我らが立つは天下の舞台、関ヶ原ぞ!我らが一撃は戦局を揺るがし、そして歴史を作る一撃となる!」


 その言葉に、明智機動部隊の兵たちは歓声を上げ、次々と剣を天へと掲げた。


「東軍へ突撃!」光秀の掛け声と共に、明智機動部隊は馬を駆り立て、山を下り始める。光秀の決断と行動は一瞬のうちに部隊を団結させ、戦場へと導いていった。彼の顔には不安も迷いも消え、ただ自信と美学に満ち溢れた表情が浮かんでいた。


「さあ、見せてやろう!我らが華麗なる突撃を!」


 <ここまで>


 ひぇええ~

 なんじゃこりゃ?


 全然命令を聞いていない。

 だがあきらめんぞ!


 次


 ぜんぜん主人公の性格が繁栄されていません。文体も分析してください。また周りの部下の性格を分析して掛け合い漫才を生成してください


 <出力>


 了解しました。では、光秀の性格を反映し、また彼を囲む明智機動部隊の部下たちの個性を生かしながら、緊張感の中にもちょっとしたユーモアや掛け合いを含んだシーンを再構成していきます。



 霧が立ち込め、関ヶ原の戦場はまだ朧げにしか見えない。しかし戦の鼓動が確かに響いてくる中で、光秀は松尾山の北面で陣を構えたまま、未だに自軍の動きに迷っていた。


「どちらに味方すればいいのか…、いや、どっちでもいいような気も…」


 と、あれこれ悩んでいると、一羽の伝書鳩が陣幕の中に舞い込んできた。急いで手を伸ばして鳩を受け取った光秀が巻物を広げると、そこには「好きにやっちゃなさいな。私はついていきます」と、寧々ちゃんからの気の抜けるようなメッセージが一筆書かれていた。


「……す、好きにって、そんな軽いノリでええのかいな?!」光秀は鳩の文を握りしめて思わず叫んだ。「わし、こんな大事な時に迷っとるっちゅうのに!…いや待て、好きにしていいんなら、もしかして、わしが目立つ方を選んでも、問題ないってことか?」


 光秀が悩みながら口を尖らせていると、そばに控えていた部下たちが、口々に突っ込みを入れ始めた。


「お頭、今さら迷ってますけど、こっちはそわそわしてたんですよ?」一人の部下が肩をすくめる。「ずーっと霧が晴れるのを待ってたら、こっちまで不安になってきちゃって」


「いや、あのね、戦局が見えないと、わしだって動きにくいんじゃ!」と、光秀は拗ねたように言い訳するが、もう一人の部下が呆れたように声を上げた。


「でもお頭、好きにしろって寧々ちゃんから指令来たんなら、あんたらしく決めていいんじゃないっすか?」


「らしく…、わしらしく……?」光秀は一瞬考え込み、それから徐々に表情を変え始める。


「そうじゃ、見栄えが大事じゃ!どうせならかっこよくいくべきじゃろう!」光秀はうなずきながら自己暗示をかけるように頷き始めた。


「ほら、出たよ出たよ、あのお頭の”かっこつけ病”が」一人の部下が小声で呟き、周りの部下たちも苦笑する。


「よし決めた!我ら明智機動部隊、この戦場を鮮やかに彩るべく、東軍に突撃するぞ!」光秀は天を仰ぎながら、深々と息を吸い込んだ。


 しかし、その叫び声に、部下たちは一斉に苦い顔をした。


「お頭、それ本気?東軍側ってすぐそこじゃん、あんまりかっこよくないかも…」


「えっ、そうなんか?」光秀は慌てて周りを見回し、隣の部下に小声で尋ねる。「じゃあ、西軍の方が映える?」


「たぶんねえ、あっちの方が一山超えてるから、映えますよ。ちょっと無理して突撃する感じで」


「うん、それだ!」光秀は一層力強く頷き、再び胸を張った。


「わかった!我らが目立つ方へ、すなわち西軍へ向かうのじゃ!美しき突撃、我らが舞い降りるべき舞台は向こうじゃ!」


「おお!さっすがお頭、流石です!」部下たちは光秀の口調に合わせて喜びを表現しつつ、目を合わせてこっそり小声で囁いた。


「…で、お頭、今回はどんなかっこつけた号令を考えたんだろ?」


「どうせまた、やたらと美意識高めな台詞だろうな…」


 <ここまで>


 うがあああ~

 なんでこんなにかっこよくするんだよ。


 文体も目が滑りに滑る!!


 その後、GPTに折檻(まちがい)して、


「一人称は「光秀」です」


「もっとヘタレにして」


 などと命令を連発。


 やっとここまでになった。


 <ここから>


 了解しました!それでは、光秀が思いっきりヘタレながらも見栄を張り、それを上げ上げしてくれる部下たちとの掛け合いにしてみます。


 ---


 霧が晴れて、戦場がちらちらと見えてくる。目の前で広がる戦場…どうする?いや、そもそもどう動けばいい?どっちについても危険なのは間違いないのだ。だが、寧々ちゃんからは「好きにしなさい」って…そんな無責任な…光秀はため息をつきながら、陣幕の中でうろうろ歩き回っていた。


「ええい、決めねば…」光秀は無理やり声に出してみるが、ふらふらしている気持ちは変わらない。


 そんな時、半兵衛がにっこりと光秀に近づいてきた。「さすがは殿、やっぱり最後にはどっしり決めるんですね!」


「ど、どっしり…見えるか?」光秀は少しばかり心配になり、半兵衛の顔をうかがう。いやいや、実は決めるどころか、どっちについても怖いんだが…。


「ここは…両方とも…いや、あの、殿が一気に両軍を撃破して、そ、それで天下を……もごもご…」官兵衛が小声で何やら策を話し始めるが、そっちこそ無茶じゃないのか!と光秀は心の中で叫んだ。


 そうしていると、前田のあんちゃんがやってきた。「光秀よ!ここが晴れの舞台だぜ!」歯をキラリと光らせ、戦意満々である。


「晴れの舞台って…ど、どっちに突っ込めば…」光秀はあたりを見回しながらうろたえ、声が裏返りそうになる。


「ああ、殿!どちらを選んでも殿の見栄えは最高ですよ!」と、半兵衛が調子を合わせる。ちょっと待ってくれ、見栄えって、そんな簡単に言わないでくれないか?こっちは命がかかっているのだぞ?


 光秀は手汗をぬぐい、なんとか決断をしようとする。よし、ここは…


 <ここまで>


 ぜえはあぜえはあ。


「どっちについても危険なのは間違いないのだ。」


 とは?

 こうでしょ?


「どっちについてもな~。危険だよね。光秀、危険はいやです」




 結論。


『作品をきちんと分析して同じ人物の言動を生成することは全くできない』


 まだまだAIさんには、小説は書けないな~



 おしまい


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