第199話:カクヨム甲子園向け?抜粋。中身がだいぶ変わってしまったけど重要な事

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 またまた気温が低下して半冬眠状態のまにまにです。


 昨日、体温を上昇させるためにみそ漬けショウガを買ってきてもらい、口に入れながら過ごしています。


 体温が1度下がると免疫力が約30%減るとか。

 風邪で熱が出るのはそういう理屈です。低体温が体に悪いというのは結構常識らしいです。


 ショウガと味噌が最強だとかで、この食品を口に入れたままPCに向かっています。減塩も体に悪い。

 動くのが一番だと思いますが少しでも体をいたわらないと。


 ◇◇◇◇


 さて、高校生向けの抜粋です。


 中には通常のカクヨム仕様に対応していることが多く含まれています。例としてカクヨム甲子園では2万字までの作品となっていますが、ここではカクヨムの通常作品においての留意点もありますので、基本原則を知っておくだけにしておいてくださいね。



 1)エピソードタイトルは重要


 ここを「第1話」とかだけにしないでください。

 目次ページでブラバされます。


 魅力的なものを作ることが重要ですし、ざまぁ物ならば『そのころ勇者パーティでは』などと入れるのが超強力です。そこだけPVが増えます。

 そこに★のおねだりを入れておくといいです。


 この理由はその物語の構造が

『追放ざまぁ』であるのなら『それを読みに来る読者はそのエピソードを欲している』のです。

 これを作者はきちんと認識して、読者の欲求を満たす仕組みにすれば読者は満足するのかなと思います。そこで初めて面白いと思い★をつけたくなるのだと理解しています。



 2)あなたがなにを書きたいかによって全く違うのですが、原理原則だけ書きます。


 Web作品の読者は『空いた時間にざっと目を通して暇をつぶしに来る』のです。だからその少ない時間に楽しんでもらえるようにするとカクヨムではPVを伸ばして、多くの方に読んでもらうことができます。

 ですので、どんなジャンルでもスカッとする要素を入れておくとPVが非常に伸びますし、書籍化を目指すのならばこれは非常に有効な手段です。


 例をとれば、まにまにの代表作では『戦国物では多分初めてザマァをテーマにした作品』だったから読まれたのでしょう。最初からヘイトを関東管領に集めていました。単なる偶然ですがww


 それに対してヲタク光秀は、第1章ではヘイト対象がありません。よって強烈なフックがなかったために読者をひきつけるパワーが弱かったのでしょう。

 途中から秀吉が闇墜ちしていく過程を楽しんでもらえればと思いこうなりました。でもPVは伸びません。


 よって言えることは

『第1話冒頭で徹底的にヘイト対象をグロテスクに見せる』ことです。

 嫌な奴を書く。


 これは正常な私たちには書くのが難しい。でも必要ですよね。無職転生は別格なのですが、最初の下りがないとその後の成長がわからない。ロキシーがなぜ尊いのかわからない。

 それを克服していくか、相手を凋落させる過程を楽しんでもらうのがWeb作品としては成功する近道です。


 ちなみにここは『一般人が楽にPVと★を得る方法』です。名作かつ人気作というものは本当に稀です。

 少なくとも上記の要素を取り入れると大分楽に受賞をできるでしょう。レーベルさんの編集さんは名作を求めてはいないと思います。1つ作品がこけると出版社がつぶれることもあるそうですので。

 編集長クラスが自分の首をかけて出版してくれるほどの名作を書くのならば全く別の話です。

 初版5000部が完売しないと採算が取れず打ち切りという話も聞きます。高いハードルです。



 3)★くれアピールなどについて


 さきほど初枝れんげチャンネルへの書き込みコメントを引用。


 https://www.youtube.com/watch?v=DcNs-H8XTfU


 <ここから>


 カクヨムで重要なのはフォロー数でもあります。

「とりあえずフォロー」を目指すために、スマホ表示でフォローをつけやすい目次ページを特に作りこみます。

 キャッチコピーで作り上げた「ワクワク感」をさらに増幅するような作品名と紹介文、特に折りたたまれても表示される紹介文の最初の50~56文字を精選すると反応がいいです。


 しつこいのを気にせずに★おねだりを毎回する場合は、カクヨム仕様ですと最新更新話か気楽に★をつけられる場所がありません。


 その対応策としてレビューページへのURLリンクを貼るのも手です。そこまでするとつけてくれる確率が上がります。肌感覚で10倍という人もいますが、私が計測した時には約2倍でした。


 おねだりセリフは「登場人物ならこういう言い方するだろうな」と読者がノリノリになろうであろう文を書いています。


 現在は章の終わりだけ付けていますが、エピソードタイトルに「第〇章終わり~♪」と入れています。そこだけに★おねだりを書いています。


 カクヨムの★は露出の条件に非常に関係していますので、重要視しています。1フォロー=★1で計算されてランキングが決まりますが、読者は★でその作品の評価をしています。フォロー数は気にせず読み始めます。検索仕様も★に対応しています。


 ですので★をつけてもらうことは非常に重要なので、ランキングに関係ないけれど自主企画でつけてもらうのも結構重要な手段となります。


 <ここまで>


 ランキングを考えない場合は自主企画での読みあいも大切な方法ですね。ご自身の感覚でも表示されるときにフォローではなく最初に目につくのは(特設カラムには★しか出ないはず)★の数でしょう。読者目線では★0よりも★100~の方を読みたくなるはずです。


 逆に言えば【読者となるときは★3で全部評価しよう】となります。あとから変えてもランキングには影響しませんし、最初の★が3つであることと★1と表示されるとでは、確実に★3の方が印象的に高いですよね。



 4)当たり前で超重要な事。

【一気投稿しない!!】


 これをするとプロの書籍化作品ですらカクヨムの大海の海底に没していきます。 理由は【気軽に★をつけられる位置が最新更新話にしかない!】からです。


 読者の目線で考えてください。

「これ面白い。あ、★つけなくちゃ。でもめんどくさいな」で終わり。いちいちレビューページに飛ばないとつけられないのです!


 読者は手取り足取りしないと★やフォローをしてくれないのです。


 だからこそ最新更新話が『一気読みできる長さ』であるであろう30話くらいまでに★をつけてもらいたい。

 その後は極端に★が入りにくくなり、それまでにランキング上位に食い込むか★1000~にならないと徐々に沈んでいくようになっています。


 カクヨム仕様は連載開始1~2日は無条件で露出が最大限になるようにしてあります。

 ここを逃すと確実に失敗になります。


 そこを無事クリアしても7日目まで掛かる強力なブースト(★とフォローの数に嵩増しがあるといわれている)+週間累計仕様で、ランキングを駆け登らないと★が付きにくくなりランキングがどんどん落ちていく。

 当たり前ですがほかの最新作品の方が有利なブーストがかかっているのですから。


 そして30日もたつとそのブーストが完全になくなり、人気作だけしか生き残れません。

 とくに検索仕様が★1000~という条件が初期値なのです。これは変更できますが、だれがわざわざ「★100以下を読みたいから設定」するでしょうか? スコッパーさんくらいです、そんな奇特な方は。


 ですから30話=30日で勝負が決まります。

 なので一気読みできるであろう、30話までで★が付かねばまずはそれ以上読まれません。


 ちなみに30話でだいたい8~10万字程度。書籍化できる最低限の長さとなります。

 カクヨムはKADOKAWAさんが『書籍化できる作品をみつけるため』に運営している商業活動の場です。

 だから書籍化を出来そうなものだけを目立たせるのは納得できるのかな?

「上澄みだけひいきしている!」とか言う方もいますが、ここは商業活動の場です。趣味の人はお仲間で読みあいをすればいいだけです。


 その気持ちを否定する気は毛頭ありません。

 だからカクヨムさんはDiscordで同人誌的な空間を自主的に作り上げられるようにしてあります。

 自主企画などで仲間を募り、同人誌を目指すのが良いかと。

 ですから【カクヨム甲子園で知り合った仲の良い人同士で同人誌活動を始める】という流れもあると思います。


 カクヨム甲子園の募集要項の冒頭に【小説を書くことで、広がる世界がある。】とでかでかと書かれているのはこのことも意味していると思います。



 5)1ページでせいぜい5000字までにする。


 このページもすでに3400字。書きすぎです。

 これが5000字を超えてくると、すごく面白い作品でない限り、高度な工夫か特殊事情がない場合以外は読んでもらえずにブラバします。


 Web作品の読者は

【読むのをやめる理由を探しながらヨム】

 のです。


 一方買った書籍はお金出したんだから

【読み続ける理由を探しながら読む】

 のです。


 今回はカクヨム甲子園ですので、皆さまが優しく「面白い作品であるか」どうかを探してくれるかもしれませんが、現実はそうではなく、上記の残酷な事情があります。

 これを知っておくことは重要です。

 これができている作品ならばカクヨム甲子園であっても評価が高くなるのは当たり前ですので。



 長くなりました。

 今日はこれくらいにしておきます。


 では今日も創作活動頑張ってください。



 まにまには目が悪くなり、ほとんどカクヨム活動ができませんが陰ながら応援しております。



 ではまたね~ノシ


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