第134話:次回作、ハードな空戦モノをどうするか。今回は設定から考える

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 やっと新年を感じるようになってきたまにまにです。


 ですがやはり北陸の方の心配をしてしまいます。自分があの立場になったら1日で消耗して死んでしまうでしょう。

 人がたくさんいる避難所に耐えられないし、寒いとそれだけで心臓や頭がやられる。


 そんな病人が被災されている方の中にいる。その方たちも今、必死に生きているんだなぁと思うと、胸が痛いです。


 ◇◇◇◇


 さて。

 新作です。


 先日、気を紛らわせるために重要な、読者ニーズに合わせた設定を考えました。


 今回は『空戦モノ』と決めていますので、先に空戦設定を考えます。同時にキャラの条件を。



 独ソ戦。

 史上最強の男たちを多数登場させる。

 それらを圧倒する存在になっていく。


 ドイツ空軍のエースだけでなく、スナイパーのネームド。

 戦車乗り。

 戦後の人物まで総動員します。

 もちろん日本の有名人も。


 これなら読者ニーズがあるでしょう。


 やっぱり五条先生は目立たせたい。

 あの性格はきっと使える。


 問題は主人公との関係、というか、主人公に感情移入するWeb小説の特性に漫画アニメの五条先生は合うか、ということ。


 自分より強い味方。


 これに需要はあるか?


 ケンシロウに対するバットではまずい。

 バットマンのロビンになってもいけない。

 明智小五郎の金田一少年になってもいけない。


 せめて杉下 右京とその相棒くらいの関係?


 どの程度まで許されるのか。


 ボケとツッコみのボケにあたるであろう五条先生。

 自分が突っ込むのはまずいかも。


 自分が賞賛されなければならない。


 五条先生が一目置くセリフを多くするか。


 ネームドの包囲網を食い破ってその後追撃されているところを五条先生に助けられる?


 これでもOKなのか?


 実は五条先生が作品本来のヒーローということで、ケツを持ってもらう。


 とりあえずこれで設定を考えると。


 ◇◇◇◇


 周りはごつい連中だけにするのがリアルだと普通。

 なぜならばロシア軍&ソ連軍は、モシン・ナガンというボルトアクションの中では最長のごつい小銃を使っているから。


 これは体格の大きいロシア兵が白兵戦で小銃をぶん回すのに有利。常に銃剣をつけて戦場にいる。


 そんな中で目立つのは、逆に小さな体でそれをぶん回して、超強力な魔道弾を撃ち込む少年兵(中身大人でも転生者でもOK)。


 特務小隊の同期も何らかの目立つ格好が必要。

 だんだん主人公を意識しだすヒロイン。

 腰抜けだけど超強力なやつ。

 ずるいけど結局戦ってしまうやつ。

 とか。


 4人の小隊だから、飛び切り変なやつで構成しないと。


 そしてモシン・ナガンの中、数千丁に一丁だけ特殊な魔道銃が生産されるとかで、その使用者は一人しかいなくて、生産されるたびに選ばれし人物を探すことになる。


 主人公はその一人。

 物語は辺鄙な場所で育った主人公が、捜索隊に見つけられたことから始まると。


 すると読者は

「自分は選ばれたんだ」

 という優越感からスタートできる。


 あとはヘイトだけど、何にしよう。


 ナチス全体だと弱い気がする。

『同志少女よ、敵を撃て』

 みたいに、ナチスに村を襲われるのをイメージしたけど、それでは軍人としての訓練で時間を取られすぎ。

 Webでは通用しない。


 次から次へと面白さが出てこないと読み続けてくれない。

 数話は呪術廻戦の高専みたいに濃い仲間との軋轢でしょう。

 もしくは鬼滅の刃みたいに試練がある。


 このあたりの作りこみで、この作品をどういったものにするかが問われてくる。


 幼女戦記のように、主人公完結型で、周りが振り回され、次第に振り回してくる。そんなパターンだとあまり意味を持たない気がする。


 ヲタク光秀の場合は5話で内政、5話で部隊編成+初陣という構成にした。


 これは仲間がほとんどいない状態だったから。


 仲間をもっと目立たせようとすれば、もうちょっと初期の出来事も必要だった。せっかく超有名な半兵衛や前田のにーちゃん、慶次がいるんだから「なんと」「誠か」ムーブ、アインズ様ムーブを採用してもよかった。


 なぜしなかったかといえば戦場での活躍を中心に書こうとしていたから。


 今回はどうしよう。

 どこを中心に持っていくか。


 戦場を書きたいけど、キャラに愛着を持ってもらうために、前段階のあーだこーだをちょっと深く掘ろうか。


 でも、やっぱりキャッチコピーからのドキドキ感ワクワク感を持続させることが重要なので、ドイツ空軍のエースが出てくるのは超重要。


 そしてやっぱり親衛隊の極悪非道なやつをだして、国防軍に残酷な作戦を実施させるのも重要か?


 あ、それだと敵のネームドも「いい奴認識」されてしまう。


 でもいいよね。

 メルダースが極悪非道なエースだったり、マルセイユが逃げ上手の冷血漢だったりするのは許されなさそう?


 いい方向に加工するのは良いけど、ヘイトの集まるキャラにするとひんしゅくを買う気がする。

 だってドイツ軍好きな人多そうだし(笑)


 だからやっぱりクラウス・バルビー=アルトマンみたいなやつがドイツ軍を狂わせているとしますか。


 それに操られているヒトラーと最前線司令官によって次から次へとネームドが送り込まれる。


 ああ。なんだかドリフターズを思い出してしまった。


 どんどん濃いキャラにしていかないと面白くないよね。


 そんな中で最強ネームド、五条先生と彼が率いる高専?の主人公小隊ということで、何となく固まってくる?




 では今日はこのくらいで。




 追記

 そうだ。

 魔導師は今回、輸送機や戦車に載って戦場を移動しよう。

 JG88、エリア88みたいなやつが襲ってくる?

 いや、第1魔道集団?魔道兵師団。


 その行軍をスナイパーとして大被害を与えるとか。


 装甲集団、装甲師団は魔道兵が先頭になって進軍するわけ。

 その上空には飛行船や直掩魔道兵用輸送機が滞空する。


 こんな戦場。


 イメージすると楽しいですね。


 本当の戦場は考えたくないけど。

 首取り物語みたいに泣ける作品にするかな。

 そうでないと書けない気もする。


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