第92話:第1話、大事だよ。そしてパターン化。

 さっきまで第1話から第3話までの流れがスムーズかどうか確認をずっとしていました。


 もちろん、ジャンルによってPVは決まってしまいます。

 そしてどのテーマにするかでも大きな差が。


 PVを増やしたければ、ローファン配信ものをちょっと自分らしさをミックスして書けばある程度は読まれそう。


 失礼ですけどね。

「あ、これ。適当に書き散らしているな」

 という作品も多く。

(ゴメンナサイ)


 それでも★は100を軽く超えていく。


 これが今の主流。


 その中で戦記?空戦モノにどれだけ需要があるかというと、まあ厳しいですね。


 でも、まにまににはこれしか書けないので。

 最後の作品になると思うので、納得したものしか書きたくない。


 そこでものすごく綿密に(当社比)プロットを組みました。


 今まで書いてきたように、キャッチコピーと作品名がそのまま本文につながるように。


 キャッチコピー

 趣味空戦、特技空戦。嫌いなものは舞踏会。ネームド航空魔道師は伯爵令嬢


 作品名

 伯爵令嬢の空戦日記 ~帝都を守るネームド航空魔道兵はスイーツを死守する~


 詳しくはエッセイ参照

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330666196962968


 今回はなろう系の作品名にしませんでした。

 シンプルな方がインパクトがあると思って、ふさわしい単語を見つけてはめ込みました。


 そして考えていくうちにその作品名から「あ、このシーンを書けばウケるな!」というものが浮かんできて。


 それが


『スイーツを死守する』


 でした。


 ギャップが誕生しました。


 帝都防空のネームドが、スイーツを死守する。


 これでインパクトないと、まにまに穴にこもって3000年ほど寝ます。起こさないでください。


 ニッチなジャンルで可能な限りPVを集める。

 今回のテーマはこれ。


 といっても後がないんだよなぁ。


 多分、書き終わると気力と体力が大分失われる。


 一昨年の首取り物語の時は、87万字書き終わったら死ぬ思いをして。

 昨年のヲタク光秀の時は17万字で気が遠くなった。


 今回は書き終えてから推敲期間を10日くらいとってからの連載開始だから多分そんなに負荷がかからないと思うけどね。


 できれば12/22(金)か23日(土)からの連載。


 それでも命を削って書いている。


 一応2年は書いた。


 目標の3年まであと1年。

 2024年8月までは続けたい。

 この作品がそこまで書き続けられることを願うしかない。


 ◇◇◇◇


 起承転結・承転結・承転で……長めの結。


 これが長編の構成で楽なパターンだそうで。


 できるだけシンプルに。


「これ読めばあの快感が得られる」


 と早めに読者に認識してもらう。


 今回は2話目の終わりに最初の結を持ってくるように構成。


 これを

「面白い!」

 と思わせることができれば勝利。


 だから何度も何度も書き換えた。


 ここが決まれば後はその量産をするだけ。


 前にも書いたと思うけど、学園物などでイベントが一つの章になるような構成。

 この作品は一つの戦闘が一つの章。


 最後に伯爵令嬢が頓珍漢な日記を書いておしまい。

 そのかわいい言葉が、周りからすれば殲滅とか暴虐な行いなのに日記というかわいい形でつづられていく。


 こんな感じです。


 初稿から見るととんでもない変化ですね( ;∀;)


 ◇◇◇◇


 水戸黄門です。


 パターン化が最強。

 揶揄されようとも、最強なんだから仕方ない。


 この理由は先ほど書いた


『読まなくても読後感がわかる作品』


 だから。


 どんどん読み進めると深いダンジョンに引き込まれるのもいいけど、浅いダンジョンを周回した方が軽い気持ちで読める。


 10万字を意気込んで読み始めるというよりも、最初の3話くらい読んで「あ、これ。こんな感じで続くんだな」と認識できれば、通勤通学時に気楽に読んでもらえるはず。


 最近のWebコミックってそんな感じでしょ?

 短いページ数で面白くないとなかなか売れない。

 偏見かな?


 でもライト層にとっては、その方が格段にいいはず。


 首取り物語も途中からそういう構成にした。

 1話でできるだけ一戦場シーン。

 だからどんどん読まれた気がする。


 これがだらだらと続く戦闘シーンだと飽きてしまう気がする。


 なので気楽に読めるパターン化を考えました。


 ◇◇◇◇


 そろそろカクヨムコンの作品を書かれているでしょうか?


 一年目は参加だけ、と思った方がいいかも。

 まにまには、なろうで結構評価されたので無謀にも「もしかしたら受賞できるかも!?」と思ってしまい( ;∀;)


 バカを見ました。


 気軽にのびのび書いた方がいいですよ。

 それが文章に現れると思う。


 綿密に三話くらい書いてから、一気に『楽しんで』書く。

 こんな感じでできませんかねぇ。


 たまに「ネタが切れた」と近況ノートに書かれている方を見かけますが、たぶんそれは上記の


『作品をばっちり表現できる一言』


 が、見つかっていないからだと思います。


『首取り』


『転生ヲタク』


 そして今回の

『空戦日記』


 こういうのがあれば、どんどん空想=妄想が広がっていく気がしません?


 ですから、そんな一言を見つけましょう!


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