第59話:主人公を〇〇させてはいけない!
主人公を
『負けさせる』
『敗北させる』
これは地雷と言う事は、以前書いたと思います。
本日のレッサー教団のミサでは、これを取り上げていました。
正確に言えば
【苦痛の感じさせ方】
です。
これには2通りの書き方があると。
1つは、無効化スキルやレベル違い過ぎて全く痛みを感じないか、そもそも敵に攻撃させない、など。
2つ目は、痛いけど全く【精神的に敗北していない】。
リゼロは特殊例。
まにまにはマニアックで『県立地球防衛軍』のようなギャグが好きで、痛いけど苦痛を感じているけど主人公を笑える存在とすることを良くします。
まにまにの好きな作品でカクヨムコン7において特別賞をもらって、現在2巻まで書籍化している作品を最初期から読んでいました。
あの作品の中盤で主人公が敗北します。
心理的にも敗北します。
普通ならこれでアウト。
作者さんも覚悟して書いていました。
そしてやっぱり読者が離れていました。
でもそれ以降の伏線として書きたかったらしく、その敗北によりキャラ的にも生き生きしていたのです。
つまりWeb作品としては地雷でも、ラノベ的にはOKなのです。
もちろんそれだけの筆力がないとどちらも無理でしょうけど。
ほとんどの作家さんは地雷と思って、書かない方がいいのだと思っています。
◇◇◇◇
まにまにの首取り物語の例です。
主人公は泣き虫です。
よく泣きます。
醜態をさらします。
それでも読まれた理由を知りたくて色々研究をしているのです。
そして今日、その原因の一端が明確になりました。
一つは、以前書いた?黄金ルール。
1話目の最後に
【勝利確定フラグ】
を盛大に立てていること。
これで「最後には勝てるんでしょ?」という安心感を持たせたために泣かせても、窮地に陥っても期待を持って読み進めてもらえた。
二つ目は、周りのキャラの踏ん張りが際立った。
これは以前から、と言うより最初のプロットを立てたときから期待してそのように配置した。
でもそれを詳しく分析できました。
ヲタク光秀で第5章(ビシッ!)から急激に読者離れを引き起こした理由に新発見。
それまでは
『有名武将によるサポート』
があったのに
『別の有名武将』
を出さず
『オリジナルキャラ』
を出してしまった。
歴史物の神髄である
『有名武将の活躍』
という要素を甘く見ていた。
失態です。
これ程PVに現れるとは。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647991289437/accesses
ですので初心者の皆様に限らず、全てのWeb作家さんはそのジャンルの定石を踏み外さないようにしましょう。
オリジナルはこれほどまでに危ないのです。
◇◇◇◇
★の意味。
ランキングの条件に必要な★は『自主企画の相互』は除外されるのは書いたでしょうか?
それ以外にも注意しなくてはならないことがあります。
『最初に★をつけた数だけランキングに反映される』
ということです。
これは1年前までは確認していますが、現在は確認していません。
でもそのつもりでつけて上げましょう。
読み続けるのなら最初から★3です。
そこまでしか読まないつもりなら、その場でつけてもいいのですが。
あとから「面白くなったので★2つ付けたそう」とつけても、ランキングには反映されません。
たんなる勲章でしかないのです。
欲しいのはランキングに反映される★のみ。
そしてフォロー。
♡、応援コメントもランキングに反映されているとの説もあります。
だから応援したければコメントを書くのがいいと思います。
◇◇◇◇
さきほど確認が取れました。
多分、他では書かれていないこと。
【自主企画でつけられた★でも注目の作品の対象になる!】
この創作論、ある方が昨日★を1つつけてくださいました。
しかしその方は同じ自主企画に参加されていたのです。
しかもこの作品を出していました。
そして(多分)この作品がピックアップされていた報告を頂きました。
報告された方が「エッセイ」と仰っていたので、いまいち不安ですが、もしエッセイだとすれば大発見です。
エッセイの方は数日間★を頂いていない!
なので普通に考えれば、この作品がピックアップされていた筈。
となると自主企画でもなんでも★をつけてもらえばすごく露出が増える。
ただし連載中という条件です。
だからランキングの条件としては意味がないけど、露出は増えるという事。
これが今わかっていることです。
◇◇◇◇
ここ2~3日、体調がいいので(痛いけど)近況ノート巡りをしています。
やはり毎日1~2名の方が「カクヨムを始めました」と書かれています。
そしてそれを書かないで自主企画に出されている方も相当おられて。
きっと「取り敢えず何か書いてみよう」と頑張っていらっしゃるのでしょうね。
でもこの創作論の題名である
『カクヨム初心者が処女作を読まれず・・・』
ということが90%くらいあるという事を理解していないのでしょう。
もちろん純文学的なものを否定する気は毛頭ありません。
ですがラノベ的、なろう的、Web小説に特化された『読者ニーズのある』作品でないとたいして読まれないという事をしってほしいのです。
「自分の作品は読まれないから、必要とされていない」
のではなくて
「カクヨムでは読まれない」
のであると知ってほしい。
必要とされているのです。
少数の仲間に。
だからその仲間に接触する、PRすることをお勧めしたいのです。
それが同人誌化する方針、と言うものです。
あなたはどんなカクヨム生活を送りたいですか?
どんな作品を書きたいですか?
それでカクヨムを渡っていく方法が変わってくるのです。
では一緒に楽しみましょう!
追記)
真夏の創作祭にこの作品で参加しました。
と言う事で、体力が許せば毎日更新します(^^♪
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