第60話:あなたの作品ジャンルの読者属性は?
お陰様で、この創作論も10万字の大台に達しました。
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誠に感謝です。
こんなまにまにでもお役に立てていると思うと、生きている甲斐があります。
これからもよろしくお願いいたします。
◇◇◇◇
大事な話です。
当たり前なのか。
若しくは最初だけなのか?
作品を書くことは、大前提として「誰かに読んでもらいたい」という欲求の発露だと思います。
まにまにの場合は「自分が読みたいから」書き始めたのですが、思いのほか読んでもらえるために欲が出ました。
「やっぱり誰かに読んでもらいたい」
と。
それ以降の心理過程は省略しますが、現在は「読んでもらえる作品に仕上げること」それ自体が創作活動だと認識しています。
だからまず
【誰に読んでもらいたいか】
これを決めないと読んでもらえないのです。
よく本や映画に
「全ての人に送る」
と書かれている事がありますが、それは無理です。
「〇〇である全ての人」
と書かれていませんか?
ここが重要。
どんな人に読んでもらいたいかを作者はきちんと把握しなくてはならないと思います。
適当に書いていると【誰にも読んでもらえない作品】になるかと。
なのでキャッチコピーと作品名以前の問題として、誰に読んでもらいたいかが存在すると思います。
そこから
【その人たちが欲する作品】
読者ニーズを想定して、キャッチコピーと作品名を決めていく。
つまり
【どんな場面が喜ばれるか】
を、想定することで読んでもらえるものとなると思います。
これを考えずに書くことも否定しません。
「自分に読ませたいから」
まにまにもここから始めました。
だから否定なんか絶対にしません。
でもそこから前へ一歩前進する。
「どうして読まれないんだろう?」
こういった疑問が沸いてきたら、まにまにのように工夫が始まるのだと思います。
その際、一番に考えるのは、
【誰に読ませたかったのか】
という視点です。
想定読者層のニーズと離れていませんか?
例えば戦場物を書きたいのに、その読者層が見たくない要素を書いていませんか?
戦場物と女性向けの要素は、その読者属性を考えれば最悪な組み合わせです。
キャッチコピーと作品名でハードな戦場物を読みに来る読者が、学園ものや異世界恋愛ものを好むでしょうか?
たまにいますが(まにまにのような(笑))一般的ではないと思います。
と言うより忌避されると思います。
ヲタク光秀で確認できましたが、コメディと戦場物はなんとか合格点。
でもパンチ力は弱かった。
首取り物語が強かったのは、【追放ざまぁ】要素が最初にドカンと出てきたから。
これは相性がいいです。
このように自分が書きたいジャンルの想定読者が好む要素を考えていく。
それを切り口として導入すると新規性とともに、テンプレ要素を取り込め、【Web読者が読みやすい作品】となると思います。
ここで注意しなくてはならないのは、
【カクヨムで読まれるということは、ラノベですらない作品なのです】
そんな作品は書きたくない方がほとんどだと思いますが、真剣にPVを追う方はそこを忘れてはいけないと思います。
1話2000字で次へと読ませる仕組み。
これをそのジャンルで達成するには、ある程度Web読者の読みやすい要素を取り入れないとストレスとなります。
例として、ファンタジーのオリジナル戦記物。
これは設定を読ませること自体が難しい、多分最難関なジャンルだと思います。
SFもそうですが。
『ソードアートオンライン』
や
『無責任艦長タイラー』
のような、
物凄く魅力的?な個性あふれる主人公でないと、ストーリーに没入させられない。
ましてや、戦記物は地理とか歴史とか、物凄い設定量です。
作者は創作が楽しいです。
でもそれを伝えられますか?
そのために読者に没入感を与えるための道具として、切り口に読者属性に合わせたテンプレを入れ込むのが良いかと思います。
例を挙げられなくてごめんなさい。
◇◇◇◇
最近、勝手に他の方の作品のリンクを貼ってしまいます。
連絡を取る気力がないもので。
著作権に触れたり悪口をいったりしなければいいと、勝手に解釈します(T_T)
まずは、この作品を見てください。
「ダンジョン配信ここがダメ!」→週間1位が対策した結果
https://kakuyomu.jp/works/16817330660516930321
以前、配信系が流行っている話をしたと思います。
ですが、この手の作品の問題点を指摘しています。
なるほどな、と思うと共に、こういった分析をする方はどんどん上達をされていくのだろうな、と思いました。
皆様も、立ち止まらずに、情報収集をし多謝分析、自己分析を繰り返して、
素晴らしい、【読者に愛される作品】を書いてください!
一緒に頑張りましょう!
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