作品名：魔法剣士のベルセルク〜〜剣の神童と呼ばれた男は魔法を極めます

https://kakuyomu.jp/works/16817330655016313417

著者：@chanyuu777

評価：☆☆☆

感想：

　タイトルは魅力的で、剣と魔法の両方を使う主人公に興味を持ちました。

　しかし、キャッチコピーとあらすじがあまりにもありきたりで、オリジナリティや独自性が感じられませんでした。

　また、登場人物や世界観の紹介が不十分で、物語に入り込むことができませんでした。

　もっと主人公の性格や動機、リンとの関係や過去、魔法の種類や仕組みなどを詳しく説明していただけると、読者の興味を引くと思います。

　物語の展開も予想しやすく、驚きや感動が少ないように感じました。

　もっと葛藤や危機、成長や変化などを描いていただけると、読者の感情移入が深まると思います。

修正案：

タイトル

「魔法剣士のベルセルク〜〜剣の神童と呼ばれた男は、失ったものを取り戻すために魔法に挑む」

キャッチコピー

「愛する者を守るために、かつての剣の神童は魔法に目覚める」

あらすじ

「レイヤは幼い頃から剣の才能に恵まれ、神童と呼ばれていた。しかし、ある日突然謎の呪いにかかり、身体も心も衰えてしまう。それでも剣士として生きようとするレイヤだったが、家族や仲間から裏切られ、家も地位も失ってしまう。

絶望したレイヤは、かつて憧れていた魔法に身を投じることにする。しかし、魔法に関しては全く才能がなく、2年間苦労しても最弱の魔術師にしかなれなかった。

しかも、レイヤは魔法の世界でも嫌われ者になってしまう。魔法学校ではいじめられ、魔法組合では冷遇され、魔法使いとしての誇りもなくしてしまう。そんなレイヤの前に、ある日突然元婚約者のリンが現れる。リンはレイヤに対して未だに想いを寄せており、レイヤの呪いを解く方法を探していたのだ。リンの助けで、レイヤは自分の隠れた魔法の才能に気づくことになる。それは、剣と魔法を融合させるという、誰もが夢見る究極の魔法だった。

レイヤは自分の力を取り戻すために、剣と魔法の両方を極めることを決意する。リンと共に旅をしながら、様々な冒険や試練に立ち向かう。そして、レイヤは自分を呪った黒幕や、剣と魔法の秘密に迫っていく。レイヤはかつての剣の神童として、そして新たな魔法剣士として、世界を驚かせる存在になっていく物語だ。」

タイトルは短くてもインパクトがある方が良いと思います。また、主人公の目的や動機を示すことで、読者の関心を引くと思います。

キャッチコピーは物語のテーマや魅力を端的に表すものです。愛する者の為ならばという表現はあまりにも一般的で、物語の特徴が伝わりません。また、再び剣を握るという表現は、あらすじと矛盾しています。主人公は剣を捨てて魔法に手を出したのではないでしょうか？そこで、主人公が剣と魔法の両方を使うことや、その理由を示すことで、物語の個性や緊張感を高めると思います。