第5話 目的

「俺と付き合わない?」


血架ちかは今日から1-Aに登校しているのだが、クラスメイト風村かざむらかえでにいきなり告白された。


「嫌?」

そう聞く楓に対し血架は勢いよく頷く。

「うん!」

「そんなに!?」

「今日はじめて会ったし楓は男だから。」

なぜか驚く楓に理由を説明する。

「でも、血架くんは女子でしょ?」

「違う!とも言い切れないけど違う!」

容姿はそうだが体は違う。

「まぁまぁ、お二人さん落ち着いて!ここにいるじゃないか。絶聖の美女が!」

割り込んできた未来みくがドヤ顔をしている。

「お前は可愛くない!主に性格が!」

楓が冷たく言い放つ。

「な!ひどいっ!」

怒った未来が楓をぽかぽか殴り始める。

「ちょ、二人とも。未来は可愛いよ!」

「ほんとに?ほんとに?」

キラキラした目でこちらを見てくる。

「う、うん。少なくとも楓よりは。」

「血架の性格も可愛くない!」

「へへ」


そうこうしているうちにチャイムが鳴った。

予定ではホームルームの時間なのだが、一向に教師がやってこない。


その時、教室の前の扉が開いた。

「ごめーん。遅くなっちゃった。」

急いできた様子は全くないのだが。

何やってんだこの人は。という空気が教室に漂う。

前のようにサングラスはかけておらずよく動ける格好をした担任の星野ほしのが話し始める。

「みんな、よく来てくれたね。君たちには僕をも超える最強のガーディアンになってもらおうと思う。」


意味不明な言葉が星野から飛び出した。


_________________________

読んでいただきありがとうございます。

作者の89ばぐあーる。です。

3人組が楽しそうですね!

ちなみに僕は、3人からできる人狼ゲームを買ったんですけど友達がいないのでまだ一回もやってません(泣)

★が増えるどころか一個もない、、、

きっとこれは幸運の予兆ですよ!きっと!

この後誰かがポチってポチってしてくれます!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

長くなってしまいました。

では、6話もよろしくお願いします。

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