第4話 1-A

 不登校だった血架ちかは今日から学校に行くことになった。だが、前までの1-3ではなく新たな教室だ。担任はイケメンのチャラい教師。星野ほしの。生徒の人数は血架含め12人。


 教室は旧校舎にあった。今は使われていなかったはずだ。星野が頼み込んだのだろう。血架は一階の1番隅の教室に『1-A』をみつける。入ると数人がもう来ていた。静かに席に座っているものもいれば、話している人もいる。


「おはよう!」

 誰かが話しかけてきた。

「お、おはよう、、、」

 いきなり話しかけられて戸惑っている血架に少女は笑いかける。

「ボクはね、藤宮ふじみや未来みく!よろしく!よろしく!」

パーカーを着た少女。未来は飛び跳ねながら、自己紹介をすると大きな瞳で血架を見た。

「あなたの名前は?」

「えっと、あかね血架だけど」

戸惑いながら名前を言う。

「血架ちゃんか!」

「俺、男、、、」

この容姿なら無理もない。

「えぇええ!?それで男の子なの?」

「うん。」

「可愛すぎるだろ!ボクより可愛い男の娘は許しませーん!!」

「ふはっなにそれ!」

彼女のテンションにつられ、つい笑ってしまう。


「何、楽しそうにしてんの?」

未来の横から背の高い少年がやってきた。

「あ!かえで!」

未来とは知り合いらしい。

「お、おはよう。」

思い切って血架もあいさつする。

「ども、血架くんだっけ?」

無視されなかった。

「うん。」

「俺と付き合わない?」

「んん?」

はじめての告白は同性おとこからだった。


友達もできた血架であった。



_________________________

どうもです!

89ばぐあーる。です。

読んでくださる方が増えて地面と平行に涙が出ています(笑)

さあ、血架はどうなるのか?

個人的に未来の性格が好きです!

皆さんに愛されるキャラクター作り上げたいと思ってます!

では、5話もよろしくお願いします。

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