第3話「彼女を捕まえるためのトラップだったりして」
別の休み日。俺は布団の中でゴロゴロしていた。
起きているは起きているんだ布団があったかい……。
するとドアが開きいつも通り幼馴染で恋人の葵が訪ねてきた。
「にょ〜す。遊びに来たよ。寝てる!」
「彼女を捕まえるためのトラップだったりして」
「なんて贅沢な! すぐに入らないと……」
真っ先に葵は俺の布団の中に入り込んできた。
俺は普通に葵の体を触りまくった。
「えっちだー」
「ウチの彼女可愛いからな。たくさん触っておかないと……可愛い」
「――っそれなら私も触らないと……。自慢のイケメンを」
葵も俺の身体をベタベタと触りってきた。
「透〜〜うへへ。こんなイケメントラップに釣られてしまった」
「俺の彼女ってなんでこんなにも可愛いんだろうか?」
「透のことが大好きだから」
いつものごとく葵が俺の方に唇を差し出してきた。
「――っ」
「……」
そして葵の唇を奪った。
「……えへへへ。……えへへへへへ」
キスをし終わると葵が物凄くニヤけていて俺の胸のところに顔を埋めてきた。
「……透の体温感じたい」
「わかった」
1時間ぐらい彼女は俺と一緒に布団で寝っ転がっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます