第2話 斯くして、文化は守られ伝統は継承されていく
② 宋詞「満江紅」を暗誦できれば岳飛記念館の入場が無料に
映画大ヒットで観光客殺到
http://j.people.com.cn/n3/2023/0129/c206603-10200622.html
写真 岳飛記念館の入口で「満江紅」を暗誦する観光客(撮影・靳暁晶)
http://j.people.com.cn/NMediaFile/2023/0129/FOREIGN202301291616000425561852139.jpg
人民網日本語版 2023年01月29日16:16
<引用開始>
今月21日から27日にかけて春節(旧正月、今年は1月22日)に合わせた7連休となった中国。映画「満江紅(Full River Red)」が大ヒットとなったのを背景に、河南省湯陰県にある中国南宋の武将・岳飛の記念館には、大勢の観光客が押し寄せている。湯陰県文化・観光局は28日の取材に対して、岳飛の生まれ故郷である同県の岳飛記念館は今月26日から全国から来た観光客を対象に、岳飛が詠った宋詞「満江紅」をスラスラ暗誦できれば、無料で入場できるキャンペーンを実施していることを明らかにした。中国新聞網が報じた。
同キャンペーンの実施が始まると、岳飛記念館にはたちまち観光客が殺到。27日早朝に同記念館の入り口付近に行ってみると、高齢者から子供までが長蛇の列を作り、自分の番になると入り口でマイクを手に、「満江紅」を暗誦していた。同記念館の許素婷館長は、「『満江紅』を暗誦してもらうことで、岳飛の忠節を尽くし、国から受けた恩に報いるという精神を発揚できるほか、中華伝統文化の伝承ともなる。中国各地の方々に、当館に来て、このキャンペーンに参加し、是非無料で見学してもらいたい」とした。(編集KN)
<引用終わり>
○ 中国人の愉快さ
思わず微笑んでしまう「岳飛記念館の入口で「満江紅」を暗誦する観光客」という写真。
「早起きすれば朝食が半額」と同じで、中国人の
① 文化と伝統を継承しようとする記念館側(リーダー)の熱意
② そして、それに応えて、大した入場料でもないであろうに、一生懸命に詩を暗唱してチャレンジする中国人の真面目さ。
日本の祭りで言えば、神輿を担いでワッショイ騒いでる奴がいるんだから、オレたちもそれに合わせて大きな声で盛り上げてあげよう、という観客の側の応答、と同じでしょう。
◎ かくして、英雄・豪傑でもない、一般の名もない人々(リーダーたち)によって、中国の伝統は継承され、大切な文化は守られていく。
そして、
◎ 斯くのごとくして、リーダー不在の日本は滅びていく
<参考>
「広大おはようプロジェクト 学生たちに50円で朝食を!」
https://readyfor.jp/projects/HU_breakfast
日本では、いまだに国立大学の「天皇」が、自分では何も考えず、汗水流して行動することもなく、偉そうに「皆さんお金を寄付して下さい」と乞食外交(政治)をしている。
プロジェクトだのサポートだのネクストゴールだの、税金が安くなるなどと、やたらと格好いい横文字やおいしい言葉を使うだけで、やっていることは乞食(物乞い)と変わらないい。「税金を払わないで済む方法」を餌にして寄付を募るなんて姑息なやり方を、いったい日本人はいつから始めたのだろうか。
大学生にもなって、小学生のお飯事(仮想の芝居)レベルの活動。皆でコーヒーでも飲みながら・キャッキャ騒ぎながら、(他人の金を使ってやる)ろくでもないアイディアを出し合い、それをネットに掲載して宣伝するだけ。
僧堂の雲水のようのに、早朝の街を裸足にわらじ履きで練り歩き、汗水かいて寄付を集めるのであれば、まだ功徳(徳に対する報い)があるかもしれないが、いかにも(公務員養成機関の)国立大学らしく、寄付が集まるまで「スマホを見ながら寝て待つ」だけとは、無能な公務員予備軍なんだから仕方がない、ということか。
自分たちでは、一滴の汗も流さず、金も出さず、何の生産性も上げない。彼らがこの大学を卒業したらなるであろう、まさにニッポンのお気楽公務員的生き方を、大学時代から既に実践しているという訳です。
これじゃ中国人に敵いっこない。
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