第8話 神の血を受け継ぐ者とそうでない者
「まず、神の血を受け継ぐ者は、、
まぁ、その道に行くようにはなるよな。。普通は。」
カイムがそれについて話始める。
カイム「では、、神の血を受け継がない、ただの人なのか、なんなのかだが。。」
ジャン「宇宙種族なんだろ?」
カイム「当たり! そうなんだよ、
宇宙種族出身な者が、神になりたがったんだ。 」
ジャン「宇宙種族でも、いろいろといるだろう。野蛮な連中から、かなりレベルの高い方々まで。」
カイム「そうなんだよ。 それでだ、野蛮な連中は、地球にはまず、正当なルートでは侵入できない。
だから、俺らが取り締まる闇側から来るわけだが。
だが、野蛮ではなくても、ずる賢い連中は、言葉匠に神に近づく事ができる。」
俺はカイムの言わんとする事が見えて来た。
ジャン「なるほど、そう言う事か。。 つまりは、日本の神々様に言葉匠に近づき、仲良くなる。
そして、日本の神々様は良いやつだとまんまと騙されるわけか。。。
そりゃあ、日本の神々様は、簡単に騙されそうだよな。。。」
日本の神々様は、とにかく人がいいのか、あまり疑わないのだ。
他国ならば、日本のようにはまずいかない。なんせ、かなりの個性の強い神々様が多いからな。。。
日本の神々様は、俺から見ても人で言えば本当に綺麗で、純粋なんだ。
だから、汚いものを嫌うし、他国との付き合いもどちらかと言えばおとなしいかもしれん。
そんな、ずる賢い連中が神様になり
自分の陣地を作り始めるというわけだな。
ジャン「これか、まともな神様ではないとは。」
伊邪那岐命「如何にもだ。
だが、これが悪影響を及ぼした。」
ジャン「悪影響?」
伊邪那岐命「そうだ、ジャン。
彼らの曲がった精神や、間違った心が日本の神々達に悪影響を及ぼしたのだ。 そればかりではないぞジャン。
日本の神々は、彼らと仲良くなる事で信頼し、またその者の一族などをかわいいとなった。
つまり、間違いだらけとなるわけだ。」
カイム「何が一番の問題なのかですよね。」
伊邪那岐命「何もかも問題ではあるが、最もなのは、自分自身のレベルを落とした事に気が付かない事なのだ。 ジャン。この『気が付かない』事くらい恐いものはない。
なぜなら、自分自身は正しいと勘違いしておるのだから。。」
ジャン「もしかして、正すおつもりで何かご計画をされたのですか?、、
ま、、まさか!?、、
アレンとリオンの誕生と継承は、その計画からの事だというのですか?!」
すると、伊邪那岐命様も、伊邪那美命様も笑いながら、
「如何にもだ! ジャン!!」
ジャン「い、、いったい、何をどうご計画され、アレンとリオンに継承なのですか??」
伊邪那岐命「ハハハ、ジャンよ。
この計画は、アレンとリオンだけだと考えておるのか?、、、。」
ジャン「は?、、と言いますと?」
伊邪那岐命様は、本当に済ました顔で
「お前もである!!」
ジャン「は?、、はぁ?、、俺、
いや、、私もですか?、、、!!」
父達はいったい、何を計画したのか・・・。
それは、かなり大掛かりな話だったのだ。。。
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