作者より

 こんにちは。霧雨カノンです。「サイカイ〜君と再び会えたら〜」はいかがでしたか。一応言っておきますがこの作品はこれで終わりではありません。そうですね、第一部がやっと終わったというとことでしょうか。え?第一部にしては長すぎるって?すみません、文字数や構成などを無視して自分の書きたいように書いてきたので小説としては稚拙かもしれません。まあ、それもご愛嬌ということで‥。


 ところで今回は、第一部も終わったということで補足というかおさらいをしようと思います。まず、これは高梨尚と辻村優について話が展開していきます。他にも優の記憶を持った青年村津柚慈、尚と大学時代からの友人で引き合わせるきっかけとなった間行人、喫茶店のマスター(現時点ではマスターの名前は出していません。これからわかっていくかもしれませんね‥)が出てきます。尚と優、柚慈の真相が中心として書いていますが、間の心情にも触れておきたいと思い最後の方の章は間目線です。そして、最後の第二十話。これには驚いた方も多いのでは?(確かに尚と柚慈が記憶を取り戻したあたりで割とフィクションとしてはクライマックス感がありますからね)。最後の最後でこの物語を違う見方で読んでほしかった。ただのハッピーエンドな小説で終わりたくなかったからかもしれませんね。自分で掴んだものが他人の思惑通りだった。この時尚達はこの事実を知りません。もし、これを知ったら彼らはどう感じ、どうするのでしょうか。それはあなた達読者様にお任せしましょう。物語の最後を想像するのも楽しいと思いますから。


 さて最後になりましたが、現在第二部を執筆中です。続きはもうしばらくお待ちくださいね。この作品以外にも執筆している小説がありますのでそちらを少しずつ更新していく予定です。こちらも乞うご期待ください。

 では、また会う日まで。

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