パラノイア

見えてくるものすべて悪になる

違和の正体は和睦か、邪念か

光も闇も裏を返して

その目線は何処を睨む


塞いだ目線も閉ざした耳も

尚更、不安をあおる始末だ

幼い記憶 誰の下にいた?

明暗を分かつフィロソフィ

艱難辛苦こそ機微には無いが

敏感な面はいつも塗られていた

最後に残るのは孤独と美徳だろう


曖昧な妄想が心と化し疑う

誰かがわたしをずっと見てる

知ってるって叫ぶんだ


嗚呼 誰かに依存するくせに

誰も信じずに騙されてるって

鬱陶しい、今振りほどいて

真実パラノイアを綴ろう 

嘘偽りと疑心


少し離れただけ 少しの隙間

敏感な妄想が刃を開く

誰がそこで見ているの

空虚へと怒り叫ぶわたしは愚者か


シグナルも消えていく 独りでいるしかない


生き残るための悪も

誰かと寄り添いあいたい言うて

愛と安心への渇望が

先天を凌駕する、そんなことがあればいいのにな


唯の空間 異常に拒み避け

手にするものは果てしない痛みだ

信じねば生きてもいけないと解ってるのに


嗚呼 誰も解ってはくれない

それがまた辛い日々を埋め尽くす

虚空な恐怖に怯えては いつでも騙している

何も信じられぬ辛い痛い

いつまでも生きて

―――――――――――――――――――――

 こんにちわ!桜舞春音です✨


 パラノイアは、桜舞春音が持っている病気です。統合失調症に近いらしく、常に誰もが自分を批判的に監視 していると妄想する病です。


 春音は人形の眼、機器のカメラ(特にインカメ)、玄関ののぞき穴、その他エアコンや火災報知機などの小さな隙間が幼い頃から駄目で、ずっと「実は盗聴・盗撮されそれが身の回りに晒され嫌悪や発散の対象に...…」と思ってしまいます。

 外では大丈夫なので すが、二枚ある仮面を一枚剥いでいる家の中はホントに駄目です。インカメ類はマスキングテープで写らないようにしています。


 そんな状態で、誰も信じられないけれどそれは辛い。という何ともできない気持ちを表したのがこちら。


 電気的な音を響かせつつ、ざわめきをベースに加えて日常感を表現。


 血まみれで死ぬまで踊るような、そんな楽曲に仕上がりました。

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