屍人の行進
コルセイリュージョンカタルシス!!
遊園 情報 涼しい風にも
針と手榴弾混ざっている
不意をしっとり狙う夢
もう二度と夢を見させないで
永遠に眠っていたいほどだ
誰も知らぬ本当の悪を
なのに正義を探している
沈む声に気づかぬ儘
機械的に咲いてる花畑
行き詰まったら蹴るのみ
前に進むしか能が無いように
止まることは許しちゃくれない
風刺も誰にも刺さらないほど眠たいんだ
必死に足掻けばより溺れてんだ
Right?
薄れる煙 見えてくる真理
見たくないからまだ逸らしている
背中と時 並んでいる
声が途切れるプラットフォーム
忙しい風の中に抗った
永遠の浮遊をも忘れない
誰も明日を夢見て生きてる
なのに目覚めは乾いている
赤い光が尾をひいて
機械的に揺れている蝋燭
屍人の行進 カタルシス
排他 敵対 あるのみ
知らぬ顔で仏に帰ることも
砂時計が許しちゃくれない
生きてる奇跡に縋れば
免れぬ享楽
雨さえ恐れる際限のない悪夢
屍人の行進 ムーンライフ
生きたくもないけど
死にたくもない無駄な昼を
ただ夜で上書きしてんだ
逸れる恐怖に潰され
逃れられない儘
筆跡照らした個人的コミュニティ
足掻けば足掻くほど沈んできそうなんだ
―――――――――――――――――――――
生きたいわけじゃないけど、死にたいわけでもない。消えたいけど、未練がないわけじゃない。複雑に入り交じる感情は、複雑に入り交じるビル群の人混みを抜ける人間そのものなのかもしれない。
感情をダイレクトに表しながら寓意を混ぜ込む浮遊感を追求した世界観は、桜舞春音としての挑戦でもありました。
電子的なメロディに歌謡曲的な要素を加えたジャズアレンジを、突っ張ったストレートな音階でまとめました。
夜行性でありながら、朝を否定しない楽曲に仕上がりました。
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