Baleno
キラリ 雲の中 月が
朝を待つような夜を這うような
まだ少し暑い風が傍を駆ける
綺麗な世界 魅力的な世界
悩みも全部 梳かしてくれるような
暗くもどこか懐かしい夜に
憧れて 月追って 走り出す
My God
閃光 また駆ける線を引いて逃げる
僕は一心不乱 その
汗なんて気にならない リインカーネーション
僕はまた 夜の世界に消えた
凛としていて 静かで 冷たく 恐ろしく 厳かに あくまで見ているだけで
淡々として 騒がしく 熱く 華やかに 淑やかに 朝まで照らしはしない
みんな 飽きっぽいんだ でも疲れてんだ みんな
寝てる奴 叩き起こしはしない
またシャッターの閉まる音が また玄関ドアの閉まる音が
眠っちゃうんだ OK 別に無理しなくて OK
また電気の消える窓に またカーテンの閉まる窓に
やめちゃうんだ OK ついてこなくて OK
野良猫くらいしかいないな 仲間がいないな
世界は夜には どうして眠るの
もう残念 現代人も所詮本能のエピゴーネン
ヒールの落とし物
煙草の失くし物
缶ビールの音に反吐が出る
やりらふぃーじゃ ダメ 酔いどれイケメン ダメ それじゃあ楽しめはしないさ
周り ねえ 見て 空を なあ 見て ちょっと気付いてる? この最高な世界に
景気が悪くても 夜だけはこんてにゅー
もうかわいそうにと思うしかない
比況 僕は違う 夜に選ばれた 昼夜逆転の門番のチート
この風 この匂い この雰囲気
この熱 この圧 この恐怖
この音こそ 夜の入り口 左腕には四桁の数字
楽しい 嬉しい 楽しい 嬉しい こんな気持ち初めて
フワリ 闇の中
浮かんだ藍杜松の雲が僕を覆う
くすんだ色の霞んだ世界を
掻き分けるように進んでいく
未だ見えない光の
その微かな跡を 仄かな匂いを
舐めるように這うように
追いかけていく
辿りつたその先に何か とてもまだ大切なものがあると信じて
美しい世界 表現しようもない
なんだってよくなるほど ただ美しい深い闇が 掻き消されて終わって 新しい世界
My God
閃光また射す 東の空 白む 見つめてる銀朱の淡い光 命を照らしている
全部温かく冷たく見守って
夜の世界の果て また次の夜まで Blah Blah
【解説】
みなさんこんにちわ。桜舞春音です。
夜を
二番は夜に寝静まる人間に対する疑問をぶつけています。三番では朝が来て、次の夜までと別れを告げて消えていきます。
実はこの元ネタは僕が小さい時から定期的に見る謎の夢で、だからナイトレガシーは夢から生まれたんですよね...。
そもそも現代ドラマとか、現代をモチーフにした落ち着いた作品が多い、とよく言われますが創作の原点は僕はくだらない空想なので。
【作詞は毎日投稿です!ぜひコメント等でご意見・解釈をお聞かせください!】
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