暗祭

 信じてたいの 崇めてたいの

だけれどまったく未来はないの

揺さぶられたのは自分の心

誰を信じるの?誰を蹴落とすの?

茶色い背景の中に木目の中にあなたの目

黄金の本堂もホントは燃やし捨てたいの

だけどできないの この心臓に刻まれた刻印は

あたいの巻物の旧い文字だから


嗚呼 あたいは不幸じゃない

断じて不幸じゃないよ

まともな精神を騙してる

あたいは駒じゃない

決して駒ではないよ

自分の意志で動いてる


迷ってたいの 遊んでたいの

だけれど結局決めてしまうの

揺らいでないのは自分の心

誰を見上げるの?誰を見下すの?

真っ暗なベニヤの板に木目の中にあなたの腕

黄金の本堂もホントはもう要らないんだ

でもねできないの この血に織り込まれた信念は

あたいの巻物の水墨画だから


嗚呼 あたいは信じてない

断じて信じてないよ

古い象形文字に左右されない

あたいは末裔じゃない

やめてよ そう呼ぶのは

なんのために生まれてきたの


生まれた時から叩き込まれた

"あの御方"を敬うことを

平面的な額の中には質素で地味な神様

あいつらみんなまともじゃねぇな

俺はあいつらと離れるために

こんな馬鹿げた芝居を

ずっと続けていたのかよ


もういい もういい わかったて


嗚呼 あたいは同じじゃない

あいつらとは違うんだと 思っていたが折れちまった 情けがねぇ

いや きっと あいつらも こんな馬鹿げた伝統に白旗あげてこうなったんか

俺等は信じてない

誰一人 信じてないのに

そんな孤独で孤高で独り善がりなカミサマじゃ

俺等は導けないよ

そんな思いでまた崇めてる


【解説】

みなさんこんにちわ。桜舞春音です。


暗祭はある少数宗派の末裔である「あたい・俺」の詞です。

小学生の時に僕が初めて書いた詞になります。


...だからか解説するほどのこともないっていうか...

ていうか、過去すぎて難しい。


いつかこれ小説にします...


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