Hofdop

 何をまもれば 君を護れる?

何を捨てれば 僕は変われる?

すり抜けた希望は闇へと溶けて影形も消えていく

暗闇の中 君と手を繫ぐ


迷いの中に染まって

それでもまだ顔上げた

自分の中にある微かな希望へ


僕が向かう先に何がってそこで何が起こるだとか

わからない そんなこと知っていたはずだ

僕らは未来を恐れていない

この果てしない迷路も光る何かを追いかける通り道

そう思えばいい


大人になると世界が見えて

目を閉じようと逃れられない

荒波の中突き出されて逃げ道を探している

傷つくことを恐れたまま


波は容赦なく打ち付けて僕らの何かを攫った

それはまだ輝いて沈んでいった


生き方をらない訳がない海の中だって同じだ

目を開けて考えて動くだけだろ

代わりになるものが無いのなら僕は僕でしかないんだ

危険だらけの世界でも追いかけて

僕はひとりじゃない


絶望は静かに忍び寄る

ひそひそと声が聞こえる

闇もなお未だ君を狙っているか

笑顔で絶望は和らぐ

そう君はまた微笑む

その顔が やさしさが 僕に響いた


僕が向かう先に何がってそこで何が起こるだとか

わからない そんなこと知ってたはずだ

どうして未来を恐れるのか

僕らはまだ忘れてない

まだ見ぬ場所へ思い馳せる好奇心

そう思えばいい


【解説】

みなさんこんばんは、桜舞春音です。


Hofdcpはホフドップと読み、英単語happiness、hope、fan、dispir絶望crisis危機prejudise偏見の頭文字を並べた造語です。

2024年4月から公開予定の僕の小説「幸せの定義」がモチーフです。


「僕」とは兄である主人公陽葵ひなた、「君」は弟陽波ひなみを表しています。この詞にはストーリー性はあまりありません。小説版もそうですが「幸せの定義」全体のモチーフは"日記"なので思いや考え方、信念と言ったら大袈裟ですがそんなものが箇条書きに綴られたものと考えていただけると思います。


今回の解説は短いですが、実は解説するべきポイントが無い簡単なものですのでそういうものだと割り切っちゃってください。

【作詞は毎日投稿です!ぜひみなさんの意見や解釈をコメントでお寄せください!】

桜舞春音

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